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        世界中の鉄道の、地味~なところを中心に。
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P1190602.JPG














この電車は1970年(昭和45年)から1989年(平成元年)にかけて225両が製造された「V set」。

Intercityと呼ばれる、所要時間の長い郊外列車に使用される。

車両のサイズも近郊区間の電車と比べて1両の長さが長い(近郊:約20m、V set:約23m)。

扉が車端部に寄り、デッキが付く。

車内は平屋部分も含めすべて転換クロスシートで、座席もゆったりサイズ(2+2列)。

もちろんトイレも備わる。

近郊区間の電車と比べてゆったりとした車内設備のこの電車も引退が予定されているそうだ。

あと10年ほどで新型車両と置き換わるらしい。

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1981年(昭和56年)から1985年(昭和60年)にかけて160両が製造された「K set」。

前回紹介したS setなどと同じような電車だけど、最大の違いは冷房車であること。

非冷房車の屋根上や側面にあったいくつもの換気口が無くなり、少しはサッパリした感じ。

そして側窓が固定化されて開かなくなっている。

今のところは置き換えの予定は無く、数年後にはCityRail最古の電車となることに。


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今回からはシドニー近郊を走るCityRailの電車を紹介します。

まず最初は「L set」「R set」「S set」の3種類の電車から。


DSC_0997.JPG













このグループは1972年(昭和47年)から1980年(昭和55年)にかけて349両が製造された。

ステンレス製2階建て車両で、冷房は付いていない。

形式の違いは編成両数で、L setは3両、S setは4両、R setは6両で編成を組む。

そして製造された期間が長いので、正面の顔にも数種類の電車が。

最初の画像の電車は正面が平面だけど、次の画像の電車はおでこが出っ張っている。


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また、方向幕の上にヘッドライトが増設された電車もある。


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車内は平屋部分がロングシート、1階と2階部分は転換クロスシート。

写真だと左側が2人掛けで右側が3人掛けのシート。

この転換クロスシートの転換方法が特殊で、背ずりを上へ持ち上げ、半回転させて向きを変える。


P1190594.JPG














このグループの電車も今年デビュー予定のA setと呼ばれる電車での置き換えが決定。

シドニーから非冷房車が消えるのも時間の問題か。



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最後に2004年(平成16年)に開通したバルセロナを走る最新式のトラムを。

このトラムは西側を走るTrambaixと、東側を走るTrambesosの2つの路線に分かれている。

写真はTrambaixの起点Francesc Maciaに停車中の5連接車体を持つ低床トラム。


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窓が大きく、車内はとても明るい。

運転席は客室と仕切られているけど、全面ガラス張りなので前面の眺望も良好。

かつてはバルセロナの町に路面電車が張り巡らされていたけど、このトラムで復活となるだろうか。

その前に東西で分断されたトラムを接続させようとする計画が進行しているようだ。

実現すればいいのだけれど。

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先日紹介したティビダボのケーブルカーは地下鉄などとは接続していない単独路線。

だけど週末だけはカタルーニャ公営鉄道の駅からケーブルカーの駅までを路面電車が走る。
(7号線Avinguda Tibidabo駅前にあるPlaca KennedyからPlaca del Doctor Andreuまで1276m)

この路面電車はTramvia Blau(青い路面電車)と言い、1901年(明治34年)に開通した。

地下鉄と同じTMBの路線だけど、ここも別運賃(ティビダボのケーブルカーとも別)。

乗車前に車掌から切符を購入しなくてはならない。

そして写真の電車は1904年(明治37年)に製造されたNo6。

ポール集電・二重屋根を持つ古い単車だ。

この電車を含め6両が稼動状態にあり、すべて同じ年代に製造されている。

夏季は毎日運転され、その時は側面が柵になっているオープンタイプの電車も走るそうだ。

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DSC_0373.JPG













ケーブルカーをもう1路線。

1901年(明治34年)に開通したティビダボのケーブルカーFunicular del Tibidabo。

麓側のPl.Doctr Andreuから遊園地のあるTibidaboまでの1152mを結んでいる。

このケーブルカーも地下鉄と同じTMBの路線だけど、運賃は別設定。

車両は大型の2両編成で、車内は扉ごとに壁で仕切られた区画(段差)に分かれ、通り抜け不可。

モンジュイックのケーブルカーと比べて古そうな車両だけど、製造年などの詳細な情報がありません。

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地下鉄パラレルParal-lel駅から出るモンジュイックのケーブルカーFunicular de Montjuic。

1928年(昭和3年)に開通した歴史あるケーブルカーで、地下鉄と同じTMBの路線だ。

運賃も地下鉄と同じ扱いで、パラレル駅でも改札を出ないで乗り換えることができる。


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地下駅であるパラレル駅に停車中の車両は3両編成。

この車両は1992年(平成4年)のバルセロナオリンピックに合わせて導入されたもの。

Parc de Montjuic駅までの758mを2分間で結んでいる。

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