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        世界中の鉄道の、地味~なところを中心に。
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香港と中国本土を結んでいる列車を「城際直通車」という。

一応中国国内の列車だけど、乗車するにはパスポートが必要で、扱いは国際列車に順ずる。

そしてその中でも、香港・紅磡(ホンハム)駅から広州東駅へは多くの列車が運転されている。

上の写真は香港鐵路が所有する「Ktt 九廣通」で、1998年(平成10年)から運行が開始された。

近畿車輛製客車の両端にスイス製Lok2000型電気機関車を連結したプッシュプル編成だ。





上の動画は、同じく紅磡~広州東の直通車で運用される中国側所有の列車。

韶山8型電気機関車が25Z型客車を牽引している。

数年前に乗ったときは「中国らしさ」を感じられた列車だったけど、今は改善されのだろうか?





同じく韶山8型電気機関車が牽引するこの列車は、広州をはるか越えて北京まで行く。

客車は最新型の25T型。

「高包」と呼ばれる、中国では最高級の寝台車を中心に組成された編成だ。

1日おきに北京行きと上海行きが運転されている。

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1888年(明治21年)に開業し、100年以上の歴史があるケーブルカー「ピークトラム」。

麓の花園道駅から夜景で有名なヴィクトリア・ピークの山頂駅まで、1.4kmを結んでいる。

現在の車両は1989年(平成元年)に導入されたもので、従来の単行から2両編成になり、輸送力が増えた。

でも、夕方にピークトラムに乗ろうとすれば、観光客でご覧のような大混雑。

ホームも狭く、改札規制も行われているので、時に行列は駅の外まで伸びることも。





花園道駅から山頂駅までの所要時間は、途中駅を全て通過すればおよそ5分。

途中には堅尼地道駅、麦當労道駅、梅道駅、白加道駅の4駅があり、乗降客が無ければ通過する。

そして堅尼地道駅を過ぎたところには車庫があり、先代の車両が保存されていた。





山頂駅を降りて外に出ると、駅前にも先代の車両がある。

1959年(昭和34年)にイギリスで製造され、最初は赤い車体だったそうだ。

しばらくして現在の緑色になり、引退後は観光案内所になっている。



しかし今日は霧が濃くて車両もぼやけて見えるような状態。

当然ながら100万ドルの夜景は全く見ることができませんでした。

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石塘咀に停車する160号電車の銅鑼灣行き。

香港の路面電車の主力であるこのタイプの車両は、1930年代から1964年(昭和39年)に製造されたもの。

これらの車両を1986年(昭和61年)から1990年(平成2年)に、車体を新造して更新したのが現在の車両。

1930年代から1940年代にかけて製造された車両は2度の更新を経たことになる。





この車両たちも、175号電車と同じような車体へ更新が始まった。

毛筆体で書かれた方向幕や、天井の垂木がむき出しの車内など、レトロ感あるものが消えてしまう。

更新車の実車はチラッとしか見ることができなかったけど、小奇麗な香港トラムに違和感大。





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2000年(平成12年)、香港の路面電車に登場した新型車両「ミレニアム型」。

4両が製造され、それまでの2階建て車両から比べて斬新なスタイルへと変わった。

2階席の前面窓は大きな固定式の1枚窓になり、ロングシートだった1階席がクロスシートになった。

だけど吊り掛け駆動の2軸車で、ポール集電に非冷房なのは変わらず。

最後の1両だけは試作冷房車として登場したけど、営業運転されることなく車庫で眠ったまま。

おかげで開くことができない1枚窓は不評を買い、先日紹介したVVVF制御車と同じスタイルへ更新することに。




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在来車と形はあまり変わりませんが、新型車両が登場!

2軸車でポール集電、非冷房なのも変わらないけど、VVVF制御になったのが大きく違うところ。

そして一番わかりやすい変更点は方向幕。






LED表示になり、中国語(繁体字)と英語が交互に出てくる。

少し古めかしい筆記体の文字だった方向幕が、ちょっと味気なくなってしまった。

行き先によって色違いだった表示がなくなったのも惜しい。





1階席は前向きの一人掛けクロスシートとロングシートの組み合わせ。

在来車は白い板のベンチだったので、ここは大きく進歩した。





2階席は一番後ろを除いて全て前向きのクロスシート。

車内の色も白を基調としたものになったので、だいぶ明るくなった。





一番前の席は展望席!

窓を開け、のんびりと香港の街を眺めるには最高です!





実際に175号に乗り、2階席一番前の席に座って動画を撮影。

今までは放送がまったくなかったけど、この電車では自動放送が流れるのが新鮮。

最後は北角の市場の中を、人を掻き分けながら進んでいきます。




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