メキシコシティにもう1つある電車の路線がFerrocarril Suburbano。

正式名称はFerrocarril Suburbano de la Zona Metropolitana del Valle de Mexicoと、かなり長め。

地下鉄B線の終点Buenavista駅から北部のCuautitlan駅まで、27kmを結ぶ近郊電車だ。

元々あった貨物鉄道を改良し、2008年6月1日から運転を開始したばかり。





走っている電車はスペイン国鉄Renfeの447系電車をベースに製造された車両。

時間が無くて乗車することができなかったけど、Buenavista駅で撮影だけしてきた。

Buenavista駅はかつて長距離列車が発着したターミナル駅だけあって、かなり大きな駅。

その中を近郊電車だけが発着しているのは、ちょっともったいない気がする。

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メキシコシティには地下鉄以外にも電車が2路線走っている。

その1つがTasquena～Xochimilcoを走るTren Ligero de la Ciudad de Mexicoという路線。

ガイドブックにはトラムと紹介されているけど、実際は全線専用軌道の郊外電車。

ただし元々はメキシコシティに走っていた路面電車の一部であった。

市内中心部の路線は廃止され、郊外にあった専用軌道の当線だけが残ったようだ。

その辺の経緯は東京に残る都電荒川線と同じ？





画像はTasquena駅降車ホームに停車中のTE-90系電車（1991年カナダ製）。

車体幅は地下鉄車両より広い約2.6m。

ホームも高床になっていて、路面電車の雰囲気はあまり残っていない。

残っているとすれば、踏切の手前で徐行や一旦停止すること（電車優先じゃない）くらい。

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メキシコシティの地下鉄車両を紹介するのはこれでおしまいです。





この車両は2号線Tasquena駅で撮影したメキシコ製のNM-02系電車。

2004年から導入された、今のところメキシコシティ地下鉄最新の車両です。

今までの車両とは外観が大きく変わったけど、冷房が付いていないのはそのまま。

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次は新しいタイプの車両を。





この車両は4号線Martin Carrera駅で撮影したスペイン製のNE-92系電車。

正面のデザインは変わったけど、客室部分は今までの車両と同じ。

新しい車両なんだから客室も改良したらいいいのに。

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今回は今までとちょっと違う形の車両。

B号線Buenavista駅で撮影。

これまでは色違いの車両ばかりだったけど、今回はヘッドライトが2つ多く付いている。

車両番号を見ればMP-68系なんだけど・・・。

メキシコシティ地下鉄最古のMP-68系は今まで2回ほど更新工事がされているらしい。

その工事のときにヘッドライトが追加された車両があるのかな？

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次の車両は6号線Deportivo 18 de Marzo駅で撮影したメキシコ製のNM-73B系電車。

NM-73A系と大きく違うのは、オレンジ1色になったその塗装。

この電車が一番飾り気がないと思う。

MP-68系も地味だったけれど、正面窓の右側にメキシコ国旗があった。

この電車はそういった飾りは一切ナシ。

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続いてはメキシコシティで一番最初に導入された車両を。





この車両は5号線を走るMP-68系電車。

1968年（昭和43年）フランス製で、翌年の地下鉄開業時に使用された。

パリ地下鉄のMP-59系電車をモデルに製造されたそうだ。

これと同じような車両が他にも走っているけど、見分けるのは車両番号。

正面右側下の番号が001～120だとMP-68系。

同じ形、同じ塗装の車両にメキシコ製のNM-79系がある。

NM-79系だと車両番号は201～317。

この番号で見分ける以外に区別する方法を知りません・・・。

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