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先日紹介した地下鉄3号線の3000R系電車。

その3000R系の更新前の姿を撮っていたはずと探してみたら、ありました!


P1190009.JPG














地下鉄3号線Paral-lel駅に停車中の3000系電車。

前面が側面と同じく白いほかは外観で大きく違うところは無し。

やはり大きく違うのが車内。


P1190007.JPG














ドア間に1ボックスずつ設置されたオールクロスシートの車内。

ラッシュ時はかなり窮屈です。

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P1190316.JPG














地下鉄2号線サグラダ・ファミリアSagrada Familia駅に停車する9000系電車。

2006年(平成18年)から導入が開始され、2号線と4号線で活躍中。

2号線では旧型車両を完全に置き換え、全て9000系で運転されている。

5000系とほぼ同時期に製造されているのだけれど、なぜわざわざ別形式のを製造したのだろう?

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P1190046.JPG














地下鉄3号線カタルーニャCatalunya駅に停車中の5000系電車。

2005年(平成17年)から導入された新型車両で、3号線と5号線で使用されている。

ドアを開けるときは、乗客がドアに付いているボタンを押す(古い電車はレバー操作)。

車内で特徴的なのは、乗務員室と客室の仕切りが全面的にスモークガラスになっていること。

客室から眺めはあまり良くないけど、運転席の計器類が光っているのがよく見える

初めてこの仕切りを見たときは、地下鉄でこんな電車があるのかと驚いた。

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P1190087.JPG














地下鉄3号線リセウLiceu駅に到着した3000R系電車。

前面が真っ白だった3000系の更新車だ。

車内は更新のときにロングシートに改造され、運行番号の表示位置も変わっている。

ちなみにこの3号線はバルセロナで一番古い地下鉄。



《走行中の車内の動画》

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今回からはバルセロナ地下鉄Transportes Metropolitanos de Barcelona(TMB)の車両を。


P1190045.JPG














写真は1号線エスパーニャEspanya駅に到着する4000系電車。

車内はプラスチック製のボックスシートが並び、ドアは乗客がレバーを操作して開ける。

前面が赤くなった更新車もあり、更新車の車内はロングシートに改造された。

この形の車両は他の路線でも走っているけど、4000系は1号線専用。

その理由は、他の地下鉄路線が軌間1435mmなのに対し、1号線は軌間1668mm(国鉄と同じ)。

違う鉄道会社が開業させたために、軌間が違ってしまったらしい。

ちなみに4000系を更新し、前面が赤くなった4000R系という電車も走っている。


P1180907.JPG













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バルセロナ郊外のモニストロル・デ・モンセラットMonistrol de Montserrat駅から出るモンセラット登山鉄道Cremallera de Montserratを紹介します。

このモンセラット登山鉄道もカタルーニャ公営鉄道の路線。

モニストル・デ・モンセラット駅で線路が繋がっており、車庫も共有しているそうだ。

路線は唯一の中間駅であるモニストロル・ヴィラMonistrol-Vila駅までの1.1kmが粘着式。

そこから終点モンセラットMontserrat駅までの4.1kmがアプト式で、最急勾配156‰を登る。

1892年(明治25年)に開通したが、ロープウェイ開通による赤字等で1957年(昭和32年)に廃止。

その後、ロープウェイだけでは観光客を運びきれなくなり、2003年(平成15年)に復活している。


DSC_0650.JPG





 

 

 


車両は機器室だけの短い中間車を挟んだ3両連接車が5編成(AM1~AM5)走っている。

路線の復活時に投入された車両で、最高速度は粘着式区間が45km/h、アプト式区間が30km/h。

多客時には2編成を連結して運転することも。



せっかくなのでアプト式の線路もどうぞ。


DSC_0644.JPG













2本のレールの間に敷設されているギザギザのレールがラックレール。

このラックレールに、車両側の歯車を噛み合わせて登るの方式の1つがアプト式だ。

それと、ここの枕木の形も特徴的で、「Y」字の形に設置されている。

 

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P1190204.JPG














続いてFGCのLinea Llobregat-Anoiaを走る213系電車。

1999年(平成11年)から2006年(平成17年)まで3両編成33本が製造された。

Linea Barcelona-Vallesの112系電車と同じ前面をしているけど、別物の車両。

まず大きな違いは軌間。

Linea Barcelona-Vallesは標準軌1435mmに対し、Linea Llobregat-Anoiaは狭軌1000mm。

213系は比較的長い距離を走るのでトイレが付き、低いホームに対応して扉にステップが付く。

また、中間車は中央扉の部分が低床になっていて、車椅子の乗降に対応している。

車体長も112系と比べて短い。



Linea Llobregat-Anoiaには213系の他に、111系と同じ前面の211系(3両編成7本・2両編成3本)がある。

実際にその姿を見ることがなかったけど。

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