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元JR西日本のブルートレインが紫色化されていたけど、在来車の寝台車にも紫色化された車両が登場。

上の写真はステンレス製の1等寝台車。

鋼製のブルートレインは全体が紫色になっていたけど、こちらはステンレスの地色が残り、スマートな感じ。





トラン行き夜行急行の最後尾に連結されていた貸切車両。

以前紹介した展望車化されたブルートレインと同じように、会議室風の部屋と個室が備わっている。

で、この塗色は新色じゃなくて旧色

10年位前のタイ国鉄鋼製車両はほとんどこの塗色で、12系客車やキハ58もデビュー当時はこの塗色だった。

現在ではほとんど見られなくなった貴重な塗色だ。

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青と白のツートンに、細い帯を加えただけの新色も登場している。

上の写真は、3等座席車にピンク色の細帯が加えられたもの。

しかし、このカラーは荷物車代用の客車に施されていたので、一般の乗客は乗車不可。





上の写真は2年位前に登場していた赤い細帯が加えられたタイプ。

だが一般の3等座席車に広まることはなく、これも荷物車代用の客車にばかり施されていた。

「乗客は乗れません」と、区別するために細帯を加える方針になったのだろうか。

そしてこの台枠むき出しの古い客車の車内が下の写真。





車体が新色になっても、今まで車内にはあまり手を加えなかったタイ国鉄。

在来の3等座席車の内装といえば、木製にニス塗りか、薄緑色の化粧板だった。

それが白い化粧版に更新!

すっかりキレイになったけど、外観のボロさとは不釣合いです。

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元JR西日本のブルートレインが紫色に変わったのをお知らせしましたが、他の在来車にも新色が登場している。

上の写真はブルートレインと同じく紫色に塗り替えられた荷物車。

ただし、この色は少数派。





新色で一番多いのが、上の写真(3等座席車)のような白をベースにエンジ色と黄色の帯を配したもの。

今まで青と白のシンプルなツートンから、細かい帯の模様に変わってしまった。

アジアっぽい塗色だけど、前の塗色の方がよかったなぁ。





2等座席車にも新色が登場していました。

3等座席車より古い車両が多い2等座席車に、この色はちょっと・・・。

慣れるまでに時間がかかりそう。





食堂車にはド派手な黄色のストライプ入り!

日本でも国鉄末期に流行りましたね、こういうストライプの塗色。

最近、185系電車に緑色のストライプが復活したそうだけど。

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バンコク~トランを結ぶ夜行急行に連結されなくなってから、定期運用を持たない元JR14系座席車。

留置線で休んでばかりで、動いている姿を見ることはなくなっていた。

塗装もはがれ、痛みが進んでいたのを見てこのまま廃車になってしまうのかと心配していたら・・・、

12系と同じようなイベント車両に改造!




車内は元々あった簡易リクライニングシートがはずされ、12系イベント車と同じ座席に取替え。

見違えてしまってJR時代の面影が薄れたけど、生き残ってくれたことに一安心。

改造を確認したのは1両だけだったけど、他の14系座席車にも更新工事が行われることを願います。

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ラッピング装飾が施された元JR12系客車。

一般車の広告車両とは違ってタイの名所の写真が貼ってある。

ということは、バンコク発着で観光地を巡るツアー列車で運用されるのだろうか。





車内を覗き込んで見れば、ボックスシートからリクライニングシートに交換済み。

ちょっと残念なのは、リクライニングシートが新品であること。

新幹線の座席を移植した2等座席車のように、日本の中古座席を使ってくれたらどんなにうれしいことか!

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日本では当初、主に団体列車や急行列車として使用されていた12系客車。

国鉄末期、普通列車へ転用するために近郊化改造され、1000番台と改番された車両がある。

主な改造は、上の写真のような乗務員室用の扉取付けと、車端部のクロスシートのロングシート化。





JR西日本に継承され、タイ国鉄に譲渡された1000番台車も存在する。

上の写真は元1000番台車だけど、オールクロスシートになっている。

タイ国鉄へ譲渡される際、車内を原状復帰させたようだ。






車内の床には改造の跡がクッキリと残る。

左上の写真は元からクロスシートだった部分。

右上の写真は再びクロスシートに改造された部分で、ロングシートの跡が見える。

譲渡された当時はエアコン付き3等車として長距離列車に使うつもりだったのかもしれない。

しかし今は近郊列車で使われるだけなので、再改造は無駄だったかも?




下の動画は元12系1000番台の、激しくぶつけられる連結シーン。




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元ロビーカーのスハ25形の隣に連結されていたこの客車、今度こそ元12系客車を紫色にしたもの。

形からして元スハフ12形じゃないかな~と見ていたら、どうもオリジナルとは違う。

側扉と側窓が1箇所ずつ埋められているのだ。





扉と乗務員室窓の間にナイフとフォーク、そしてスプーンのマークが付いていた。

このマーク、もしかして食堂車!?

日本では普通座席車、タイでは3等座席車だったスハフ12形が食堂車に!?





窓から覗き込んで見ると、車内にはコンロなどの調理器具が設置されていた。

それも本格的なものが。

もし日本で改造されたなら、簡易的な供食設備くらいしか付かなかったと思う。





食堂部分は、元のボックスシートと同じシートピッチでテーブル席になっていた。

そして他にソファー席の設置もある、タイ国鉄の他の食堂車と比べて豪華な設備。

日本で数多くのジョイフルトレインやイベント車両の種車になった12系客車だけど、食堂車になったのは初めてでは?

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