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        世界中の鉄道の、地味~なところを中心に。
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少し前のネタですが、廃止直前の台湾鉄路管理局高雄臨港線を見てきました。

スタートは高雄捷運環状軽軌(高雄ライトレール)籬仔内駅。

ここから高雄捷運橘線文化中心駅まで高雄臨港線に沿って歩いて行く。





籬仔内駅の先にあるライトレール車庫の横を歩く。

この先から高雄臨港線の線路が現れる。





二聖路から高雄機廠に留置されている客車や貨車を眺める。

以前に見た写真と比べると車両の数が少なく感じる。

廃止が近いから入場する数を減らしているのか?





車両を眺めていたら、手笛が激しく鳴ったのが聞こえた。

振り返ると踏切のロープが降ろされている!

そして職員輸送の回送列車がゆっくりと通過して行った。





折返しの職員輸送列車の時間まではしばらくある。

そのまま北へ歩き続け、始発駅の機廠駅に到着。

ここで列車を待とうかと考えたけど、歩き続けることに。





凱旋路に沿って真っ直ぐに伸びる高雄臨港線の線路。

ここを複線化して2019年には高雄ライトレールの電車が走る予定。





台湾では珍しくなった大きい踏切で列車を見てみようと思い、中正路の踏切へ。

藍色の旧型客車と塗装が揃えられたディーゼル機関車牽引の職員輸送列車を鑑賞する。

この列車は2018年9月28日が最終日となり、10月1日で路線廃止になりました。

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台南県にある新営鉄道文化園区に行ってきました。

ここにはかつてのサトウキビ列車の線路を使った観光トロッコ列車があり、

最寄りの台湾鉄路管理局縦貫線新営駅から約1㎞離れた中興駅が始発駅だった。

それが2017年(平成29年)10月、廃線になっていた線路を復活!

実際に旅客営業していた時代の糖鐵新営駅が再開業した。





縦貫線新営駅を出て左方向に歩くと、かつての貨物ヤードが遊歩道になっている。

すぐ先に小さな糖鐵新営駅が見えてきた。





1979年(昭和54年)に廃止された糖鐵新営駅。

ここから布袋線や学甲線の旅客列車が発着していたそうだ。

駅舎は廃線当時のままで、中は学習塾になっているという。

復活した後も駅係員は無配置で、乗車券は発売していない。





駅舎の壁に貼られていた運賃表と時刻表。

糖鐵新営駅に来るトロッコ列車は土休日に下り2本、上り1本だけ。





上り列車唯一の営業列車が接近。

たった1両の客車に乗っている二人は運転要員。

乗客は誰もいません。

待っているのも私一人だけ。





きっぷは買わずに乗車、中興駅に向けて下り最終列車が発車する。

途中からは762㎜と1067㎜の三線軌道になり、踏切を過ぎていったん停車。

踏切から線路に入れないように門を閉めてから再び発車。

機関区の中を通過、中興駅の横を通り過ぎてからスイッチバック。

ホームに停車中の客車に連結して延伸区間の旅は終了。

ここで終点の八爺駅までの往復運賃を支払い、既存区間へと入っていく。





ただし、帰ってこられるのは中興駅まで。

縦貫線新営駅までは20分ほど歩かなくてはなりません。


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2016年(平成28年)7月に開業した仁川地下鉄2号線。

2両編成の2000系電車が自動無人運転を行っている。

運転台はカバーで覆われ前面展望もばっちり。

しかし全列車に添乗員が乗っているので、乗客が進行左側に立つことはできません。

何のための自動運転? 経費節減できるのかと余計な心配をしてしまう。





仁川空港とソウルを結ぶ空港鉄道黔岩駅から見えていた2号線の高架線。

空港鉄道と京仁運河を大きく跨ぐ高架線を見て「いつ乗れるのか」と思っていた。

今年にってようやく乗ることができ、こんなに高い所を走るのかと感心。





篤亭駅から西区庁駅まで先頭から撮影。

先頭からだと黔岩駅付近の高さがあまりよくわからないですね。

さらに進んで黔バウィ駅からアシアード競技場駅への下り勾配がすごかった。

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2016年(平成28年)9月に板橋~驪州間が開業した首都圏電鉄京江線。

乗りつぶすために乗ってきました。





新盆唐線で始発駅の板橋駅へ。

地下にある京江線のホームに降りると、列車が出たばかりで次は約20分後。

時間をつぶそうとコンコースに上がったけど、改札内に売店はおろかトイレもない。





板橋から2つ目の三洞から地上へ。

南北に走る尾根筋をいくつかのトンネルで横切り、路線の後半は何もない田舎を走る。

将来は日本海側まで繋がるとはいえ、よくこんな所に鉄道を通したなぁ。





電車は京江線用に用意された371000系4両編成。

各駅にはフルスクリーンのホームドアが設置されているため、駅撮りは困難。

御覧の通り光が反射して思うように撮れません。





驪州駅に停車中、外は極寒のため開いている扉は1両に1か所。

発車直前に全開扉する。


床のピンク色のシールは妊婦優先席の印。

こういうところは日本より進んでいると感じる。

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韓国の新しい高速鉄道SRTに乗ってやってきたのは大邱。

ここのある韓国唯一のモノレールに乗ってきました。





大邱都市鉄道3号線で使われているシステムは日本の日立製作所のもの。

車両は第1編成が日本で製造され、残りは韓国の宇進産電で製造されている。

日本製の電車が来ないかと期待していたけど、見かけませんでした。





列車は運転士がいない自動運転。

先頭右側の座席は仕切られて保安要員が乗っています。

先頭左側の座席は空いているので、そこに座れば展望バッチリ。

ただし前面窓が小さいので、立っているとあまり良く見えない…。





北西側の終点である漆谷慶大病院と鶴亭の間は田園地帯。

モノレールに似つかわしくない区間を走ります。

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物凄く久しぶりの更新です。

時々海外鉄活動はしていましたが、更新をサボっていました。





2017年(平成29年)に入って最初の海外旅行は韓国。

混雑していたKTXのソウル市内区間を救済すべく建設した水西平沢高速線が昨年末開業。

運行は韓国鉄道公社KORAILではなく、子会社のSR社が担当。

列車は「SRT」のブランドで運転されています。

今回、この新路線に乗車してきました。


上の画像は新ターミナルの水西駅。

写っている車両はこの開業に合わせて投入された130000形。

これにKTXの湖南高速鉄道で使用されていた120000形が転属しています。


当日、乗車券を買おうと水西駅に行ったら3本先まで満席。

仕方ないので1時間後の列車の指定券を購入し、朝食を摂って時間をつぶします。

ちなみに地下鉄から連絡する改札の周りはコンビニがあるだけ。

地上にあるコンコースに出ると待合室やレストランなどがあります。


自分が乗る列車の発車時刻が近づき、ようやく乗車。

しかし新路線に乗るという高揚感はすぐに小さくなってしまう…。

水西駅を出てから、ずーっとトンネル。

開業した60.1㎞のうち、トンネルは56.3㎞。

ずーっと真っ暗。

外に出たと思ったら、すぐに既存のKTXの線路が近づいてきて合流。

あっけなく新路線乗車が終わってしまいました。




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オークランド郊外にあるMOTAT(Museum of Transport and Technology)に行ってきた。

目的は保存されている路面電車たち。

観光用以外ではすべて廃線になったニュージーランド各地の路面電車が残されている。





いきなりだけど正門の前には保存運転用の線路が横切り、横の電停にメルボルン市電が停車していた。

本日は平日のため、昼食時を除いて30分間隔で運転。

航空機が多く展示されているMOTAT2まで6分程度のショートトリップが楽しめる。

なお、運賃は片道NZ$1で、博物館の入場券があれば無料。





時刻表に記載された以外で臨時運転していたウェリントン市電257号。

ウェリントンは1964年(昭和39年)に廃止になった、ニュージーランド最後の路面電車だ。

その中でもこの257号は、1950年(昭和25年)に製造されたニュージーランド最後の新造路面電車!





ここで保存されている路面電車は展示用の設備が無く、車庫の一部が見学できるようになっている。

左の車両は1921年(大正10年)製のウェリントン市電135号。

右の車両は1961年(昭和36年)に廃止された、1934年(昭和9年)製のシドニー市電1808号。





この車両は地元オークランドの248号。

1936年(昭和11年)に製造され、1956年(昭和31年)の全線廃止で廃車となった。

これらの車両はすべて動態状態に整備されている。





車庫の中では痛んだ車両のレストア中。

こんな作業をしているところを少し離れた通路から見ることができる。





一番興味深かった車両は1950年(昭和25年)廃線のワンガヌイ市電。

北島西海岸に位置するワンガヌイでは、このスチームトラムが客車を牽引していたそうだ。

しかも動態状態にあるそうで、できれば運転しているところを見てみたかった。





こちらは館内で展示されている"I am the Last Tram"242号。

オークランドの路面電車が廃止されるとき、さよなら運転として車体にペイントされて走った。

しかしこの車両は当時の現物ではなく、実際は1909年(明治42年)製の89号を再利用したもの。

本物は解体されてしまったのだろうか・・・。


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