世界中の鉄道の、地味~なところを中心に。
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本日18時40分より、南武線高架化工事のために矢野口~府中本町間が運休となった。
さらに登戸~矢野口間は折り返し運転が行われ、普段走らない「矢野口行き」が走った。
しかし、当然のことながら205系電車に「矢野口」の幕は装備されておらず、「臨時」表記。
側面の方向幕も「臨時」表記。
前面窓の内側に「矢野口」と書いた紙でも貼るかなと思ったけれど、それも無し。
車両的にはあまり面白味のないものでした。
ただし、駅の案内表示機にはしっかりと「普通19:20矢野口」と表記!
こんなイレギュラーな行き先にも対応しているとは。
そしてこの折返し運転では、下り線のみを使った単線運転となっていた。
ということは、上り電車は下り線を逆走!
そのシーンは稲田堤駅で撮影した動画でどうぞ。
検修庫の入口から見ると、1両だけお尻を向けて電車が置かれていた。
車内見学をするために列が出来ていたこの電車は、四つ橋線用30系。
この車両は非冷房で、すでに引退済み。
ちなみに四つ橋線から非冷房車が淘汰され、全車冷房付きになったのは1995年(平成7年)のこと。
車内には中吊り広告も残り、今でも現役で走ってそうな雰囲気。
実際に見学していた人が「これはどこで走っている電車ですか?」と質問していたほど。
よーく見れば広告が古いことに気付くけど、普通はそこまで見ないでしょう。
出口の階段を降りると、ようやくお顔とご対面。
この30系は現在も谷町線で走る30系とはちょっと違うお顔をしている。
違うのは貫通扉の幅が広いのと、正面左の窓上に運行番号表示窓を埋めた跡があること。
実はこの車両、30系が製造開始される前に7000系として製造され、後に30系に編入した珍しいもの。
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