世界中の鉄道の、地味~なところを中心に。
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2011年(平成23年)11月13日に緑木検車場で行われた「おおさか市営交通フェスティバル」。
その中であったイベントを少し紹介します。
まずは車両保存館に置かれていた地下鉄御堂筋線開業当時の車両、旧100形の出庫作業から。
朝9:45、鉄陸作業車と呼ばれる連結器が装備されたフォークリフトの改造車(?)が登場。
車体をレールの位置に合わせ、電車と連結!
その様子は動画でどうぞ。
無事に保存館から屋外に出てきた旧100形。
この車両は1933年(昭和8年)、梅田~心斎橋間の開業に合わせて製造された10両の内の1両。
1970年(昭和45年)に行われた大阪万博を前に引退している。
屋外に出てくると電車に階段をセットし、車内の見学が出来るようになった。
車内から向かって左側に片隅式の運転台があり、その右上には次駅案内の表示装置が付く。
80年近く前に製造された電車とは思えない斬新な装備だ。
ちなみに、保存されている電車の番号は「105」。
本来ならトップナンバーの「101」が保存されそうだけど、原型に一番近かった「105」が選ばれたそうだ。
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都営交通100周年を記念し、7500形7510号を改造して登場した花電車(花100形)。
10月だけの運行で、本日30日が最終日となっていた。
一度くらいは見に行かねばと所用を終えて荒川車庫へ行くと、門の前は黒山の人だかり。
前の人が撮影を終えるのを待って最前列へ。
そこから中を見ると、外から良く見えるようにと花100形が留置されていた。
ヘッドライトや電飾も点灯してあり、サービスばっちり。
しばらくすると、車庫の奥で眠っていた荒川線ワンマン化当時の塗色を纏う7022号が移動開始。
花100形と並んで留置してくれた!
よくみれば7022号の前面にも100周年記念の花の装飾が付いている。
荒川車庫に来たら忘れちゃいけないのが、隣にある都電おもいで広場。
日も暮れているので中に入ることはできなかったけれど、外から和製PCCカー5500形を撮影する。
1系統の系統版に付いているささやかな飾り、あれもやっぱり100周年だからでしょう。
でも花電車ばかりに注目していて、5500形に誰も見向きをしないのが少し寂しい。
最後に出庫する花電車を動画でどうぞ。
十和田観光電鉄(青森県十和田市)は11日、十和田市-三沢間(14.7キロ)の鉄道路線を来年3月末で廃止すると正式に表明した。
4月以降、バスで代替運行する。
乗客減で赤字が続いていたためで、来秋の開業90周年を前に廃線が決まった。(毎日新聞ニュース)
危ないとウワサされていた十和田観光電鉄の廃止が正式決定しました。
三沢から電車で十和田市へ行き、バスに乗り換えて七戸へ。
そして南部縦貫鉄道で野辺地へ抜けた行程も、もう遠い過去。
最後に訪れたのは2002年(平成14年)の冬、旧型車両の引退が迫っていた頃。
元東急3800形の1編成には大きなヘッドマークが取り付けられていた。
もっとも、車内は普段どおり。
そして現在は取り壊されて無くなってしまった旧十和田市駅も、当時は留置線として残っていた。
かつて電車が発着していたホームには、搬入されたばかりの東急7700系とED402が留置中。
7700系が運転を開始するのは、これから約半年後の2002年秋だった。
少し前のものなので画質が悪いけど、3800形が十和田市駅を発車する動画です。
2011年(平成23年)3月19・26日と4月2日に運転される予定だった、横浜線~富士急行線直通臨時快速富士河口湖号。
東日本大震災の影響で運休してしまったこの列車が、夏の臨時列車として8月6日に改めて運転された。
横浜線から富士急行線へ初めて直通する臨時快速を橋本駅で撮影しました。
車両は今や貴重になったスカ色115系300番台貫通6両編成。
115系が横浜線の快速列車で運転されるのも初めてだと思う。
寂しかったのはヘッドマークやサボなどの掲出がなかったこと。
方向幕も「臨時」と表示されただけ(側面くらい「河口湖」と出してくれても・・・)。
春の臨時列車のときには、特製サボが用意されていたらしい(富士急行でレプリカ販売済み)。
運転日があと2日あるけど、定着してくれるかどうか心配・・・。
かつては日本全国を走っていたキハ58系急行形気動車。
老朽化でその数はどんどん減り、現在の定期運用は高山本線富山~越中八尾だけになってしまった。
使用される車両も国鉄色2両と高岡色2両の合計4両のみ。
このキハ58系の定期運用も今年の3月ダイヤ改正まで。
定期運用からはずれたキハ58はどうなってしまうのだろうか。
しばらくはイベント列車とかで走るかもしれないけど、確実に乗れる列車が無くなってしまうのが寂しい。
車内は近郊改造によってデッキ寄りがロングシートになってしまっている。
それでもボックスシートに座ればかつての雰囲気を味わえるはず。
見上げれば網棚にホンモノの網を使っている車両もあります。
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