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        世界中の鉄道の、地味~なところを中心に。
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キングス・クロスKing's Cross駅に隣接したセントパンクラスSt Pancras駅。

セントパンクラス駅からユーロトンネルへと続く高速路線High Speed1(HS1)が出ている。

このHS1を走るのがパリやブリュッセルを結ぶ国際列車ユーロスター。

そしてイギリス国内の列車はサウスイースタンSoutheasternが運行する日本製の395系電車だ。


P1200085.JPG














395系は2007年(平成19年)から2009年(平成21年)にかけて6両編成29本を日立製作所が製造。

HS1では架線集電で最高速度225km/hだが、在来線では第3軌条集電・最高速度160km/hで走る。

そして特徴的なのが車体が長距離列車仕様ではなく、近郊列車仕様なこと。

片側2箇所ある扉は車端部ではなく車体中央に寄り、デッキも付いていない。

それと長距離列車の車両であれば「座席数=定員」だが、395系には立席の定員まで設定されている。


P1200096.JPG














車内は集団見合い式の固定クロスシートで、扉横に小さな荷物置き場付き。

そしてこのシートがまた簡素なもの。


P1200088.JPG









 薄っぺらい!




実際、乗車券も座席指定ではないし、ちょっと豪華な近郊列車といったところか。

最後にアシュフォード・インターナショナル駅を発車する395系電車の動画をどうぞ。



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ロンドンにいくつものターミナル駅を持ち、イギリス各地への路線を運行していたイギリス国鉄。

1993年(平成5年)、鉄道法によって分割民営化された。

現在のイギリスでは長距離列車や近郊列車など、それぞれの形態や地域ごとに鉄道会社がある。

今日は近郊列車の1つ、ファースト・キャピタル・コネクトFirst Capital Connectの電車を紹介します。


ファースト・キャピタル・コネクトの主なターミナルはキングス・クロスKing's Cross駅。

ロンドンの北へ向かう路線と、近郊列車では唯一ロンドン中心部を南北に貫く路線を運行している。


P1190843.JPG














この電車は1981年(昭和56年)から1982年(昭和57年)にかけて製造された317系電車。

ファースト・キャピタル・コネクトには4両編成12本が在籍。

車内は横2+3列のクロスシート。

そして元々はイギリス国鉄の電車なので、色違いの317系が他の鉄道会社にも在籍している。





P1190840.JPG














こちらの電車は1994年(平成6年)から1995年(平成7年)にかけて製造された365系電車。

4両編成40本があり、ファースト・キャピタル・コネクトだけに在籍する。

「Networker Express」の愛称を持ち、編成によっては個別の愛称があることも。

車内は横2+2列のクロスシートで、ちょっとゆったり。

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今日からはロンドンを走る電車を紹介します。

まず最初はパディントンPaddington駅からヒースロー空港を結ぶ電車から。


P1190823.JPG














1枚目の電車はヒースロー空港ターミナル1・2・3・5へ行くヒースロー・エクスプレスHeathrow Express

所要時間21分と早いが、片道運賃は1等£26.0、スタンダード£18.0と、円高の現在でもちょっと高い。

車両は1997年(平成9年)から1998年(平成10年)にかけて製造された332系電車。

4両編成9本と5両編成5本が在籍しているそうだ。

車内は1等が横1+2列、スタンダードが横2+2列のクロスシート。

これは後述するヒースロー・コネクトの電車よりも良い設備だ。





P1190807.JPG














2枚目の電車はヒースロー空港ターミナル1・2・3・4へ行くヒースロー・コネクトHeathrow Connect

途中ノンストップのヒースロー・エクスプレスに対し、この列車は各駅停車。

所要時間は37分と延びるが、片道運賃が£7.9と安い。

ただし、終点のターミナルが違うので注意が必要だ。

車両は2004年(平成16年)から2005年(平成17年)にかけて製造された360系電車。

5両編成5本しかないので、運転間隔は30分おきとなる。

車内は横2+3列のクロスシートで、ちょっと窮屈。

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ダブリンでは電化区間が53kmしかないということは以前書いたとおり。

電化区間の先に行く列車はコミューターCommuterと呼ばれ、ディーゼルカーで運行されている。

今回はそのディーゼルカーの紹介。


P1200513.JPG














1枚目は2800系ディーゼルカー。

2000年(平成12年)に日本の東急車輛で2両編成10本が製造された。

他にもこれと似たタイプの2600系・2700系ディーゼルカーが走っているそうだ。

しかしこのディーゼルカーの顔、日本製だけあってどこかで見たような・・・。

あっ、JRの211系電車だ!

東武8000系更新車とか京王9000系にも雰囲気が似ているかな?




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2枚目は29000系ディーゼルカー。

2002年(平成14年)から2005年(平成17年)にかけ、4両編成29本がスペインで製造された。

ダブリンでは最大勢力の車両だ。

ただし運用区間が広いので、実際はあまり目立たない。



2800系ディーゼルカーの動画もどうぞ。


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DARTで走る電車の最新型は日本の東急車輛で製造された。

現在3形式の日本製電車が走っている。


P1200543.JPG














まずは2001年(平成13年)に製造された8500系電車。

VVVF制御になり、4両編成4本が在籍する。





P1200540.JPG














続いては2003年(平成15年)に4両編成3本が製造された8510系電車。

車両の番号以外に8500系電車と見た目では違いがわかりません。





P1200546.JPG














そして最新型の8520系電車。

2004年(平成16年)に4両編成10本が製造された。

屋根が平べったくなり、上に載る冷房装置が外から見えるのが8500系・8510系電車との違い。



DARTにはこの他にも2000年(平成12年)に10両が製造された8200系電車がある。

だけど両数が少ないせいか、ダブリン滞在中に見かけることはありませんでした。

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ダブリンにはアイルランド国鉄がDARTと呼ばれる近郊電車を走らせている。

2路線53kmで営業しているが、実はアイルランド国鉄の電化区間の全てでもある。

また、軌間はアイリッシュ・ゲージと呼ばれる世界的にも珍しい1600mmだ。


P1200554.JPG














今日紹介するのは、DARTが走り始めたときに投入された8100系電車。

1983年(昭和58年)から1984年(昭和59年)にかけて80両が製造された。

日本ではもうすぐ平成になるというときに、この電車はツリカケ駆動で製造。

渋い重低音を唸らせ、今日もダブリンの町を走っている。

と言うことで、出発シーンを動画でどうぞ。


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アイルランドの首都ダブリン。

ここにはルアスと呼ばれる路面電車と、ダートと呼ばれる近郊電車が走る。

まず最初は2004年(平成16年)に開通したルアスLuasの電車から。





写真はコノリー駅に停車するレッドラインの電車。

5両連接の超低床電車で、ルアスの開通時から運転を開始した。

乗車券はホームにある券売機で購入し、車内ではチェックがない。

ただし検札はよくあるようなので、無札で乗ったりしないように。



動画で走る姿をご覧ください。


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