東海道山陽新幹線を走っていた0系新幹線。

廃車になった車両はスクラップにされたけど、座席は再利用されることも。

在来線で走っていた車両に多くの座席が移植されたのです。

私も何度か新幹線の座席を付けた在来線列車に乗ったことがありました。


そして場所は変わってタイ。

南部のハジャイ駅からバンコク行き夜行快速列車に乗ったときのこと。

エアコンなし2等寝台車の切符を買って乗ったのだけれど、日が出ている時間は暑くて仕方がない。

そこで隣に連結されていたエアコン付き2等座席車へ涼みに行くことに。

空いていた座席に腰をおろすと、なんか見覚えのあるような・・・。

よーく見てみると、これは0系新幹線の座席！！

12系客車と一緒に使わなくなった座席も送ったという話は知っていたけど、こうして乗り合わせるなんて！

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JR西日本からは14系客車以外にもタイ国鉄に譲渡されている。

それが12系客車。

タイに来た当初はエアコン付き3等車として使用。

そのうちエアコンは使われなくなり、普通の3等車に。















この写真は3年前に撮ったもの。

すでにエアコンは未使用状態だった。

12系客車って窓が半分しか開かないから、風があまり入らなくて暑そう・・・。

実際にタイで12系客車に乗車できたのは、この2年半後。

（実際、暑かったです・・・）

現在は塗装も変わってしまい、この色の12系客車はなくなっているはずです。

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タイ　列車脱線で７４人死傷　ＮＨＫニュースより

10月5日早朝、タイ中部のホアヒン近郊で急行列車が脱線し、多数の死傷者がでているそうです。

脱線した列車はトラン発バンコク行き急行第84列車。

この列車、昨年乗ったばかりでした。

ディーゼル機関車の後ろに寝台車・座席車・食堂車・荷物車が15両連結されていて、その中には3両の青い客車が。

その青い客車とは、日本を走っていたブルートレイン。

JR西日本からタイ国鉄に譲渡された14系客車が、現地の客車に挟まれて走っています。















もちろん私が乗ったのも、このブルートレイン。

乗車券にも「JR」と印刷されていたのが印象的。

外観も車内も、ほとんどそのままでした。

日本のブルートレインから見るタイの景色、ある意味で格別。




そして昨日のNHKニュース。

映像には脱線して重なり合う客車の中にブルートレインの姿が。

衝撃的でした。

このブルートレイン、タイで大きな事故に遭ったのは2度目。

3年前にもタイ北部で衝突事故に巻き込まれています。

日本で報道された大きな事故以外にも、小さな事故が数多くあったことは想像に難くありません。

今回の事故を含め、今までのことを教訓に事故防止体制が確立されるのを望むばかりです。

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