世界中の鉄道の、地味~なところを中心に。
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今日からはエアコン無し3等座席車を紹介します。
ボックスシートに窓が1つずつ割り当てられているので2等座席車より窓の幅が広い。
そして車端部に片側2箇所の手動扉があるこのスタイルが3等座席車の基本だ。
これがタイ国鉄で一番目にする客車だろう。
ボックスシートが車内に並ぶが、車両により2+2列と2+3列のタイプがある。
車体幅は同じなので、当然ながら2+3列のボックスシートはかなり窮屈。
そのボックスシートには両方共に肘掛けが無く、座り心地は固い。
十数時間走る夜行列車にも連結されているけど、乗り通すことはかなりの苦行になるだろう。
その分、運賃はかなり安くなっている(例:バンコク→チェンマイ 3等運賃271バーツ 1等寝台車では1353バーツ)。
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4年前に乗ったヤラー発バンコク行き夜行快速列車。
当時は現在の青と白のツートンとは違う旧塗装の客車が走っていた。
で、その夜行快速列車の中間に連結されていたのが鋼製のエアコン付き2等座席車。
その車内に装備されていた座席が驚きだったのです。
この座席、どこかで見覚えが・・・と言いたいところだけど、実はコレも以前に紹介した座席(コチラ)。
東海道・山陽新幹線で走っていた0系新幹線の簡易リクライニングシートが移植されていたのだった。
タイ国鉄の客車は外観だけでなく、車内の観察も重要です。
狭窓が並び、その窓の横に「2」の表記が入ったいつものエアコン無し2等座席車。
でもこの2等車、窓から覗いている座席の色がいつもの青じゃない。
車内に入ってみれば・・・、
木製の壁、天井には扇風機、座席は元・JR西日本100系新幹線普通車のリクライニングシート!
実は以前にも紹介していたけど(コチラ)、車両の外観を載せていなかったのでもう一度・・・。
そしてもう1枚、100系新幹線の座席から見る車窓を↓↓↓
駅停車中の画像なんですが。
テーブルの背面に張ってあるシールは、薄くなっているけど東海道・山陽新幹線の号車案内。
しかし横を見れば、壁は木製だし、窓は全開。
変な感じ。
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