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        世界中の鉄道の、地味~なところを中心に。
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今日からはエアコン無し3等座席車を紹介します。

ボックスシートに窓が1つずつ割り当てられているので2等座席車より窓の幅が広い。

そして車端部に片側2箇所の手動扉があるこのスタイルが3等座席車の基本だ。

これがタイ国鉄で一番目にする客車だろう。


P1110808.JPGP1080065.JPG














ボックスシートが車内に並ぶが、車両により2+2列と2+3列のタイプがある。

車体幅は同じなので、当然ながら2+3列のボックスシートはかなり窮屈。

そのボックスシートには両方共に肘掛けが無く、座り心地は固い。

十数時間走る夜行列車にも連結されているけど、乗り通すことはかなりの苦行になるだろう。

その分、運賃はかなり安くなっている(例:バンコク→チェンマイ 3等運賃271バーツ 1等寝台車では1353バーツ)。

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4年前に乗ったヤラー発バンコク行き夜行快速列車。

当時は現在の青と白のツートンとは違う旧塗装の客車が走っていた。

で、その夜行快速列車の中間に連結されていたのが鋼製のエアコン付き2等座席車

その車内に装備されていた座席が驚きだったのです。


DSCF0166.JPG














この座席、どこかで見覚えが・・・と言いたいところだけど、実はコレも以前に紹介した座席(コチラ)。

東海道・山陽新幹線で走っていた0系新幹線の簡易リクライニングシートが移植されていたのだった。

タイ国鉄の客車は外観だけでなく、車内の観察も重要です。

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狭窓が並び、その窓の横に「2」の表記が入ったいつものエアコン無し2等座席車

でもこの2等車、窓から覗いている座席の色がいつもの青じゃない。

車内に入ってみれば・・・、


P1180230.JPG














木製の壁、天井には扇風機、座席は元・JR西日本100系新幹線普通車のリクライニングシート!

実は以前にも紹介していたけど(コチラ)、車両の外観を載せていなかったのでもう一度・・・。

そしてもう1枚、100系新幹線の座席から見る車窓を↓↓↓


P1180233.JPG









 駅停車中の画像なんですが。




テーブルの背面に張ってあるシールは、薄くなっているけど東海道・山陽新幹線の号車案内。

しかし横を見れば、壁は木製だし、窓は全開。

変な感じ。

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窓の横に「3」という数字が入っていますが、まだ3等客車には行きません。

車内に入ってみると・・・、


P1130536.JPG














2等車用の青いリクライニングシートが並んでいるけど、仕切り壁の向こうにはボックスシートが見える。

ボックスシートの部分はもちろん3等座席。

そう、この車両はエアコン無し2・3等合造車

1両の客車を2等座席と3等座席で半分ずつに分け合っている。


P1080041.JPG














合造車の中には壁が木製じゃない客車もあります。


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外から見れば平凡な古い客車。

片側に2箇所ある手動扉の間に幅の狭い窓がたくさん並んでいる。

エアコンは無いので窓も扉も全開だ。

で、客車の車内に入ってみれば・・・、


P1080326.JPG














木製の壁、天井に並ぶ扇風機、そして青いレザー張りのリクライニングシート。

なかなか渋い装備のこの客車はエアコン無し2等座席車

ただしこのリクライニングシート、かなりガタが来ています。

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台枠むき出しで塗装の所々が剥げたこんなボロボロの客車も「1」の文字が入った1等車。

この客車も食堂車です。

注目したのは車内の内装が木だったこと(外から見た限りではそんな感じだった)。

こんな一昔前の食堂車で食事がしてみたいなぁ。





P1130602.JPG














エアコンの無い食堂車が多いけど、中にはエアコン付き食堂車も在籍している。

それもタイ国鉄の在来車では珍しい鋼製車体のエアコン付き客車だ。

この食堂車には1等車の証である緑帯も入っていた。

それと日本での食堂車のマークはナイフとフォークだけど、タイではスプーンとフォーク。

これもお国柄。

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↑↑↑の画像の客車の左側に「1」と書かれているのが見えますか?

この古そうな1等車の正体は食堂車

タイ国鉄ではなぜか食堂車も1等車になっている(利用するのに特別料金が掛かる訳ではないのに)。

食堂車の窓に洗濯物が干してあるけど、これは従業員さんが干したもの。

朝、終着駅に着いた後、夕方の発車時間までの休憩タイムを有効活用しているのだ。


P1110835.JPG














この食堂車にエアコンは無く、真夏でも窓全開で風を浴びながら食事をする。

それとさすが仏教国のタイと言うか、仏壇が食堂車の中に。

営業を始める前とか終わったあとはお祈りをするのだろうか。

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