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現在のタイ国鉄鋼製客車の標準塗装は下半分が青と上半分が白のツートン。

それが最近、エアコン無し3等座席車に新色の客車が登場している。


361d311f.JPG














新色と言っても真ん中に細い赤帯が追加されただけですが。

最初この塗装の客車を見たときは知らない客車がまだあったのかと駆け寄ってしまいました。

しかし、ただの3等車だとわかりガッカリ・・・。





P1130725.JPG














こちらは全面広告のラッピングがされたエアコン無し3等座席車

数年前まではよく見かけたラッピング車両だけど、最近はあまり見かけることがなくなってきた。

町の中を走るより田園地帯を走ることの多いタイ国鉄では広告効果があまりなかったと言うこと?

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この客車は元・オーストラリアのクイーンズランド州鉄道のエアコン無し3等座席車

タイ国鉄の在来客車よりも車体長が短いが車高は高い。

また、元からある両開き扉はタイ国鉄の低いホームには対応できないので、車体の両端にデッキ付きの開き戸が増設された。

そのため両開き扉の方は使用中止になっている。


DSCF0271.JPG














こちらの客車にはヘッドライトを埋めた跡があり、オーストラリアでは電車か何かだったのだろうか。

それと閉鎖された両開き扉とデッキの間にあるのは荷物室用の扉?

もちろんこの片開き扉も現在は閉鎖中。


DSCF0255.JPG














車内には転換クロスシートが並び、エアコン無し3等座席車の中では一番グレードが高い。

しかし閉鎖された扉部分のスペースは空いたままなので座席定員は少ない。

この客車は長距離列車には使用されず、在来客車と混結されてバンコク近郊のコミューター列車として走っている。

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JR西日本からタイ国鉄へは14系や24系ブルートレインの他に12系客車も譲渡されている。

ただし、元々冷房車だった12系客車もタイ国鉄ではエアコン無し3等座席車として運用中。

上の写真は旧塗装時代のもので、日本にいるときに近郊化改造された1000番台車。

団体列車や臨時列車用にすべてボックスシートで登場した12系客車を普通列車用に転用したタイプだ。

ドア付近はロングシートに改造されていたのが、タイでは全部ボックスシートに戻されている。


DSCF0181.JPGDSCF0179.JPG














座席は当初日本時代のままモケット貼りだったのが(写真左)、徐々にレザー貼りへと更新された(写真右)。

そして外部塗装も更新され、現在は他の鋼製客車と同じ青と白のツートンカラーになっている。


P1080341.JPG














ちなみに上の写真は近郊化改造されていないタイプ。

見分け方は、車掌室部分に乗務員扉が付いたのが改造車で、無いのが原型車。

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右側は広幅の側窓、左側は狭窓が並ぶこの客車、これもエアコン無し3等座席車

かつてはなにかの合造車だったのかもしれないけど、現在はボックスシートが並ぶ3等車だ。

それでは車内に入ってみよう。


P1130551.JPG














車内は横2+3列のボックスシート、壁は木製。

しかし改造したためなのか、ボックスシートと窓の位置が合っていない。

そして車内の真ん中には仕切り壁が残る。


P1130552.JPG














その真ん中にある仕切りの部分はトイレ。

トイレは車端部にあるのが普通なのに、車体中央にあるのは珍しい。




このタイプの客車には仕切り壁が白いのがあったり、


P1180210.JPG
















目立たないけど窓下にシルヘッダーのある客車があったり、


P1130603.JPG














この上の客車は特に古いのか、台枠がむき出しになっている。

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車体の側面に狭窓が並んだこの客車、エアコン無し2等座席車に似ている。

だけど窓の横には「3」の文字、これはエアコン無し3等座席車だ。

車内に入ってみると・・・、


P1130533.JPG














木製の壁、床、座席、渋いなぁ。

しかし前に紹介した木製の座席の客車とはちょっと趣が違う。

窓2つにつき1つのボックスシートが割り当てられ、横2+3列になった。

その木製座席はもろにベンチになり(公園にあるような・・・)、肘掛けも無い。

短距離で乗る分には楽しそうだけど、長距離列車では当たりたくないものです。

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昨日紹介した車両とほぼ同じ外観のエアコン無し3等座席車

外から見ただけでは違いがよくわからないことが多いのがタイ国鉄の客車。

ここはやはり車内に入って確認してみよう。


P1080322.JPG














壁は木製のままだけど座席は座り心地の悪そうなロングシートに改造、天井には吊り革がぶら下がっていた。

そしてなぜか網棚は車体中央付近だけ取り外されている。

せっかく雰囲気のある客車だったのに、こんな改造をされてしまうなんて。

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今日もエアコン無し3等座席車の紹介です。

昨日紹介した車両と比べ車体の裾がまっすぐになり、窓の角の丸みが無くなり直角になった。

このスタイルは古い客車である証拠。

車内に入ってみると・・・、


P1080040.JPG














車内は天井を除いて木製!

壁も床も木製だが、一番目立つのは木製の座席。

クッション性に欠けるので、長時間の乗車はお尻が鉄板になること間違いなし。

しかし肘掛けは付いているし、シートピッチも広いので意外と居住性はいい。

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