世界中の鉄道の、地味~なところを中心に。			
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ここに小さな無蓋車が1両保存されている。
見た目ではなんの変哲も無い普通の無蓋車。
この無蓋車が台湾糖業鉄道ならではの貴重な車両なのです。
それがこの上下に取り付けられた2種類の連結器。
下の連結器は軽便鉄道でよく使われている朝顔形のもの。
上の連結器は一般の鉄道でよく使われる自動連結器。
上から見ると、横位置でも取付け場所がずれている。
これは下が762mm軌間の車両に使う連結器で、上が1067mm軌間の車両に使う連結器。
この無蓋車は762mm軌間の車両だから、本来は下の連結器だけでいいはず。
実は台湾糖業鉄道には3線区間があり、1067mm軌間の台湾鉄路の貨車が乗り入れていた。
製糖工場に集めたサトウキビを製品にして出荷するとき、台湾鉄路の貨車で運んでいくそうだ。
そこでこの無蓋車は762mm軌間の車両と1067mm軌間の車両のアダプターとして使われた。
自動連結器が付いているのは鉄板1枚の場所になるので、貨物を積む場所は補強材が取り付けられた。
おかげで本来の仕事である貨物を運ぶということはできません。
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