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        世界中の鉄道の、地味~なところを中心に。
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この小さな木造車両は巡道車と呼ばれる事業用車。

線路の巡回をするときに使われるそうだ。

こんな小さな車両がサトウキビ畑をトコトコ走る姿、一度見てみたかった。


DSC_0132.JPG













車内は簡素な造り。

座席はロングシートと言うより木のベンチ。

真ん中にあるのは運転台?




DSC_0134.JPG













そして隣に連結されているのは新型?巡道車。

車高が少し高くなり、窓も大きくなった。

こいつもかわいらしい車両ですねぇ。

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台湾糖業鉄道はサトウキビやその製品の輸送だけでなく、旅客輸送も行っていた。

その旅客列車には機関車が牽引する客車やディーゼルカーが使われていた。

写真の車両は「勝利號」と呼ばれるディーゼルカー。

1949年(昭和24年)に日立製作所で製造されたそうだ。

日本製らしいスタイルなので、日本のローカル線にいても違和感ないでしょう。



DSC_0153.JPG













車体の側面には「勝利號」のエンブレムが付く。

右側の羽が付いたマークは台湾糖業鉄道の社章だ。


DSC_0154.JPG













車内に入ることはできないので、腕を伸ばして正面の窓から撮影してみた。

いや~、こういう車内が好みです♪

板張りの床、板張りの壁、座席や網棚?まで板張りです。

グワングワンと激しいエンジン音を唸らせ、サトウキビ畑の中の線路を走らせてくれないだろうか。

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烏樹林駅構内には使われなくなったディーゼル機関車が数両並ぶ。

今日紹介するのはアメリカ製のディーゼル機関車。

まず最初は1957年(昭和32年)から製造された渓州牌とよばれるタイプ。


DSC_0165.JPG
















次は1949年(昭和24年)から製造された順風牌と呼ばれるタイプ。

一回り小柄な車体がかわいいですね。


DSC_0166.JPG
















ずっと置きっ放しになっていたために木の枝が覆いかぶさってしまった順風牌。

暖かい台湾だから木の成長も早そうだ。


DSC_0147.JPG












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台湾南部にある小さな町、烏樹林。

ここにかつてのサトウキビ鉄道(台湾糖業鉄道)を利用した観光列車が走る。

乗客が乗る客車はかつてサトウキビを運んだ貨車を改造したもの。

牽引する機関車の主力は徳馬牌と呼ばれる西ドイツ製のディーゼル機関車。

1976年(昭和51年)に製造された台湾糖業鉄道最新鋭の車両だ。

烏樹林駅から片道約20分、軌間762mmの線路をゆっくりとしたスピードで往復している。




この観光鉄道の始発駅、烏樹林駅の構内がまた楽しい。

かつてのサトウキビ鉄道(台湾糖業鉄道)で活躍していた車両が保存されているのだ。

たくさんの保存車両をじっくり見学していると、観光列車の出発時刻を逃してしまいそうだ。


DSC_0159.JPGDSC_0161.JPG













このディーゼル機関車は日本の日立製作所で1967年(昭和42年)に製造されたもの。

ステップを登って運転台に入ることもできる。

台湾の人は運転席に座って記念撮影することに忙しいようだった。

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最近は車両の紹介ばかりだったので、久しぶりに小ネタを。


P1180798.JPG














ここは台湾鉄路西部幹線の台南駅。

ホームには台北方面への自強号が停車中。

で、そのホームになぜかバイクや乗用車が停まっている。

しかもその乗用車はパトカー!

ここにパトカーがいることも不思議だけど、どうやってホームに入った?

改札口は狭くて通れないぞ。

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東京を走る地下鉄千代田線。

足立区の綾瀬駅から渋谷区の代々木上原駅を結んでいる。

その本線とは別に、綾瀬駅から北へ伸びているのが北綾瀬支線。

1971年(昭和46年)の綾瀬駅~北千住駅間開通と同時にできた車庫への引込み線を、1979年(昭和54年)に旅客線へと転用した。

綾瀬駅と北綾瀬駅の間には、専用に用意された3両編成の電車が行ったり来たりしている。



場所は変わって台北。

台北南部へと伸びる地下鉄新店線の古亭駅~新店駅が開通したのが1999年(平成11年)。

同時に途中の七張駅から車庫への引込み線ができた。

そして2004年(平成16年)、引込み線を旅客線に転用。


DSCF0846.JPG














ただし変わっていたのが車両の運用。

ホームが3両分しかないのに本線用6両編成の電車を使い、半分の扉を閉め切って走らせたのだ。

写真のようにホームに電車が入りきらない状態。

これも2年後には3両編成の電車が投入され、一部扉閉め切りは解消されたそうです。

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台北駅から西部幹線の自強号で約1時間、新竹駅に到着。

この新竹駅2番ホームの台北寄りに切り欠きがあり、ここから内湾線の列車が発車していた。


DSCF0794.JPG














この光景も2007年3月までのこと。

内湾線は新竹駅から内湾駅まで27.9kmを結ぶ全線単線非電化のローカル線だった。

それが台湾新幹線の開通を期に、内湾線の一部(新竹駅~竹中駅)を電化複線化することに。

そして、竹中駅からは六家線という路線が建設中。

2011年には西部幹線新竹駅と台湾新幹線新竹駅を結ぶ列車が走り出す予定だ。

そんな理由で内湾線は新竹駅~竹東駅で工事完成までの間、長期運休している。

そして複線電化が完成した時、内湾線のディーゼルカーは新竹駅に戻ってくるかな?

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