世界中の鉄道の、地味~なところを中心に。
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長野電鉄に乗ったあとは、長野駅前から新宿駅行きの高速バスで帰京。
この高速バスを選んだ理由の1つが、横川サービスエリアで休憩すること。
横川と言えば、かつて信越本線の列車に碓氷峠を越えるための電気機関車を連結していた横川駅を思い出す。
この横川サービスエリアには、その横川駅で駅弁を販売している「おぎのや」が出店しているのだ。
さらになんと、「おぎのや」の前にはJR九州で廃車になったキハ58が置かれている!
取り付けられたサボは上野~湯田中を結んでいた急行志賀のもの。
信越本線屋代駅で長野行きと分割し、長野電鉄湯田中駅まで乗入れていた急行列車だ。
急行志賀は1961年(昭和36年)に上野~長野を結ぶ列車として運転開始。
長野電鉄へは1962年(昭和37年)乗入れを始め、途中で169系電車化、1982年(昭和57年)に廃止された。
また、途中66.7‰の碓氷峠を越えるため、横軽対策がされたキハ57形という気動車が投入されている。
保存されているのはキハ58形だけど、車両表記をキハ57 26としているところは流石!
運転席部分はアクリル板で覆われ、中に入ることはできない。
そして良く見ると、実際はもっといろいろあるはずの運転台の機器類が少なくなっている。
車掌台側なんて機器類が何も付いていない状態にされてしまっているし。
客室部分はニセモノです(笑)
運転台部分だけがホンモノの車体で、客室部分は後付けしたもの。
床も運転台より低くなっているので、横から見ると窓の位置や赤の塗り分けとかがおかしい。
でも、座席や網棚などの備品はホンモノだと思う。
天井を見ればホンモノの「JNR」の扇風機やクーラーの吹き出し口まで設置!
ちなみにエアコンは別に動くモノが付いているので、写真の吹き出し口は機能していないかと。
天井まで見る人はそんなにいないと思うけど、なかなか凝ったキハ57であります。
久しぶりに「峠の釜めし」をいただきました(前回食べたのは長野新幹線開通前)。
本当ならキハ57の車内で食べたかったけれど、高速バスの休憩時間は15分ほど。
写真を撮っていたら時間が無くなってしまい、食事はバスの車内で。
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Re:57!?
ぜひ「おぎのや名物」をキハ57の車内で食してくださいまし。
それにしても数ある横軽対策がされた車両の中で、なぜキハ57なのか!?
マニアックすぎるチョイスに脱帽です(笑)
それにしても数ある横軽対策がされた車両の中で、なぜキハ57なのか!?
マニアックすぎるチョイスに脱帽です(笑)
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