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盛岡駅から松川温泉行き岩手県北バスに乗っても、終点までは連れて行ってくれません。

一般の路線バスは手前の八幡平ロイヤルホテルまでで、その先はボンネットバスに乗換え

乗り換えるときに松川温泉までの運賃を支払い、ボンネットバスに乗り込みます。

そして約15分で終点の松川温泉に到着。

折返し時間の合間に写真を撮らせていただきました。


P1270298.JPG














ボディは1968年(昭和43年)に川崎航空機で製造されたもので、ベースはトラックのものが使われているそうだ。

岩手県北バスのボンネットバスは1台だけあり、普段は貸切やイベントなどで動かすくらい。

だが、冬季だけはこの山奥の路線に投入され、全3往復がボンネットバスでの運行になる。


P1270296.JPG














ボンネットバスに乗るのは初めてだったけど、バス窓に板張りの床、うるさいエンジン音が懐かしい。

運転手さんによると、バスの部品が造られていないので、壊れると手作りして修理しなければならないそうだ。

それに夏はエンジンが運転席の前にあるので、熱がまともに体に襲ってくるような感じでとても大変だとか。


P1270304.JPG














本日のお泊りは松川温泉バス停前にある峡雲荘。

宿で源泉を持っていて、お湯は白く濁った硫黄泉。

混浴の露天風呂からは松川地熱発電所と、その発電所から吹き上がる蒸気も見える。

その峡雲荘の廊下から、最終バスを動画で撮影してみました。

21世紀になってから10年が経つというのに、この景色は不思議な感じ。





バスが行ってしまえばやることは何もありません。

温泉に入って、ゴロゴロしながらテレビを見て・・・。

そして待ちに待った夕食!


P1270311.JPG














岩魚の塩焼きにお刺身、ホロホロ鳥のお鍋などなど。

たまにはこういう食事もいいですねぇ~。



そして翌朝。

朝ご飯を食べて、温泉に入ってのんびりしてから始発のバスで盛岡駅へ。

始発といっても9:50なので、ゆっくりできるのです。



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ボンネット。
定期路線のボンネットバスとは、驚きですね。
まだ健在するのですね。
岩手県交通は、やはり度量が深いなぁ…って思います。
定期路線バスではないですが、宮城の峩々温泉の送迎バスもボンネットですよ。
http://blog.livedoor.jp/suicapublish-rettouangya2/search?q=008
西瓜人 URL 2011/03/05(Sat) 編集
Re:ボンネット。
はい、一般の定期路線バスでは日本唯一のボンネットバスです。
実際には使っていないのですが、運賃箱に運賃表示器、整理券発行機、そしてバスカード読取器まで装備!
これぞ定期路線バスの証でしょう(^^)

峩々温泉の旅行記、拝見しました。
しかも同じ「いすゞTSD40改」が使われているのですね。
やはり峩々温泉も雪道対策で残されているのでしょうか。
管理人 2011/03/06(Sat)
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