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1905年(明治38年)に開業した慶全線の馬山駅。

電化されてKTXが乗入れてくるのに伴い、ガラス張りの新しい橋上駅舎に改築された。

現在は2面4線の低床ホームがあり、前述の新型KTXの他にセマウル号・ムグンファ号が発着している。

さらに使われていない高床ホームがあり、将来は釜山の広域電鉄が乗入れてくる予定があるそうだ。


P1260981.JPG














駅舎は新しくなったけど、列車の本数はまだ少ないので人の姿もまばら。

設備も左から切符売場、奥に行ってコンビニとコーヒーショップ、右奥に待合室といったものがあるだけ。

今の所はかなり過大な設備になってしまっている。


P1260978.JPG














駅舎を背にして左へ行くと、そこは市場になっていた。

新しい駅舎とは全然違う、昔ながらの韓国の街並みが残っている。

でも表通りを歩けばビルが立ち並ぶ平凡な景色・・・、かと思ったら、


P1260976.JPG














事故発生!

自動車がビルに突っ込んでいる!

アクセルとブレーキを間違えてしまったのか!?


P1260977.JPG














よーく見ると、自動車はガラスに貼り付けた広告。

でもここ、起亜自動車のディーラーなんですけど。

ディーラーが事故シーンを再現するとは、ブラックですなぁ。

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今まで韓国の鉄道で売っていたお弁当は、車内販売のものか、駅で売っているキンパプ(海苔巻き)くらいだった。

それがこの度、ソウル駅に駅弁屋が開店!

場所はかつてあった改札を通り抜け(今はありません)、ホームへ降りる階段の脇。

ビビンパを含め、数種類の駅弁が販売されていた。

せっかくなので一番高い駅弁を購入し、新型KTXの車内で食べてきました。

お値段はスープや水が付いた上の写真の内容で、確か6000ウォン。

おいしいけど今の時期、ソウル駅の食堂でチゲ鍋を食べた方が確実に体は温まります(この日は気温-18度)。

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2010年(平成22年)3月から営業運転を開始した韓国高速鉄道の新型車両KTX-山川(サンチョン)。

初代KTXはフランスのTGVが導入されたが、今回は韓国の独自技術での車両だ。

その先頭形状は、魚のヤマメをモチーフにしたそうだ。


P1260957.JPG














編成は客車8両の両端に電気機関車を連結した10両編成で、2編成繋いで20両編成とすることも可能。

昨年12月に一部電化された慶全線に乗入れる列車は、ソウルから20両編成で発車し、東大邱で分割している。

将来は全羅線などに分割併合する列車を増やす予定だとか。


P1260966.JPG














初代KTXでは普通車がシートピッチも狭くて回転できない座席だったのが、KTX-山川では改善された。

座席が回転できるようになり、シートピッチが930mmから980mmに拡げられている。

それでもセマウル号やムグンファ号の方が居住性が良いと思うのだけれど。


P1260961.JPG














最近の車両にしてはトイレはかなり狭い。

洗面台が大きくて使いやすいのだけれど、その分、スペースを使ってしまっていて身動きしにくい。

定員を確保するためにこうなってしまったのかも。





このKTX-山川、つい先日の2011年(平成23年)2月11日に光明駅で脱線してしまいました・・・。

原因は列車がポイント通過中に切り換わってしまい、車輪がレールからはずれてしまったためらしい。

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今日は休止中の終着駅を紹介します。


DSCF1303.JPG














韓国鉄道公社京春線の終点・春川춘천駅。

春川駅は「冬のソナタ」の撮影地が近くにあることで有名な駅だ。

1939年(昭和14年)に私鉄の京春鉄道の駅として開業、1948年(昭和23年)に国有化された。

その後、単線非電化の路線だった京春線を複線電化することが決定。

そのため2005年(平成17年)10月から春川駅が休止になってしまった。


DSCF1304.JPG














休止間際の春川駅に発着していたのはムグンファ号が1時間に1本だけ。

たったそれだけの本数のせいか、乗車した日は平日だったけど満席だった。

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DSCF0999.JPG














前回紹介した長項駅と同じように、2007年(平成19年)12月31日まで終着駅だった群山군산駅。

1912年(明治45年)に行き止まり盲腸線であった群山線の終着駅として開業した。

そして2008年(平成20年)1月1日、長項線と繋がったため中間駅になり、群山線は長項線に統合。

しかしそのとき群山駅は数km離れた郊外に移設されてしまった。

市街地にあったそれまでの旧群山駅は貨物駅になったが、しばらくして貨物列車も休止に。


DSCF1008.JPG














旅客列車が運転されていた当時、群山駅にはディーゼルカーの通勤列車が8往復走るだけだった。

ちなみに「通勤列車」とは韓国鉄道公社の列車種別で、日本で言えば普通列車に相当する。

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今回は終着駅ではなくなった駅を紹介します。


DSCF0979.JPG














2007年(平成19年)12月31日まで韓国鉄道公社長項線の終着駅だった長項장항駅。

翌年1月1日、群山駅に路線延伸とともに線路が付け替えられ、旧・長項駅は貨物駅へ。

元々は京南鉄道という私鉄の駅で、1930年(昭和5年)に開業し、1946年(昭和21年)に国有化。


DSCF0977.JPG














駅の改札口を入ると構内踏切があり、その向こうに屋根のない低いホームが並んでいた。

旅客列車はここまでだったけど、この先も港まで貨物線が延びている。

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韓国鉄道公社盆唐線の終点・宝亭보정駅。

2004年(平成16年)に開業した1面2線の駅だ(停車中の車両は韓国鉄道公社2000系電車)。

盆唐線はソウルの首都圏電鉄に含まれ、宣陵駅と宝亭駅の間を結んでいる。

そしてこの宝亭駅、まもなく廃止されてしまう。


P1190792.JPG














実はこの駅も長岩駅と同じく車庫の隣に併設された駅で、西側には車庫線が広がっている。

元から仮設駅として開設され、その期限は盆唐線が南へ延伸されるときまでだった。

その延伸が今年予定され、宝亭駅は廃止へ。



でも、単純に宝亭駅から線路を延ばせば廃止しなくてもいいのでは?

ところが延伸する線路は1つ手前の竹田駅から地下にもぐり、宝亭駅は通らなくなる。

さらに竹田駅と宝亭駅の間は単線区間で、竹田駅以北の列車に比べたら本数は約半分。

盆唐線延伸後は数百m離れた場所に新駅が開業する予定だ。

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