世界中の鉄道の、地味~なところを中心に。
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アムトラックに乗るためにオークランドのエメリビル駅に行ったときのこと。
ホームの向こう側に貨物列車が停まっていた。
その貨物はコンテナの2段重ね!
写真では見たときも驚いたけれど、実物を目の前にすると更なる驚きが。
ああっ、すごく大きいです・・・。
このコンテナ車、日本のものと違ってコンテナが車体に沈み込んでいる。
バスタブのような形に凹みが付いていてコンテナを安定して積むことができ、だから2段重ねも可能になる。
このような貨車をダブルスタックカーと呼ぶそうだ。
コンテナの積み方も驚きだけど、もう1つ驚いたのが貨物列車の長さ。
貨物列車が発車したのだけれど、なかなか最後尾が現れない。
途中からですけど、動画を撮ってみました。
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サクラメント~オークランド~サンノゼを結ぶキャピタル・コリドーCapitol Corridor号。
アムトラック・カリフォルニアAmtrak Californiaが列車を運行している。
サクラメント~オークランドの間は約1時間おきに列車が走り、利用しやすい。
また、この列車の利用客はオークランドのエメリビル駅とサンフランシスコ間を走る無料連絡バスを利用可能だ。
列車はステンレス製2階建て客車の5両編成をディーゼル機関車が牽引。
サクラメント寄りの客車には運転台があり、終点でも機関車の付け替えをしないで運転ができる。
そして中間の1階席にはカフェがあり、コーヒーや軽食の他にBARTの乗車券も発売。
ちょっとしたアメリカの鉄道の旅を体験したい方にオススメです。
動画はエメリビル駅を発車するキャピタル・コリドー号。
ディーゼル機関車は長距離列車も牽引するアムトラック所有のもの。
低いホームに高床の電車。
電車の外観から察しがつくように、乗客は扉の内側にあるステップを上って乗っていく。
それだと車椅子は?
そこで停留所に設置してあるのが写真左側の小さなお立ち台。
扉1つ分だけのプラットホームがあり、一般のホームとはスロープでつながっている。
運転士はこの部分に扉を合わせて停車させるのだ。
ちなみにこのお立ち台の利用客がいないときは返って邪魔になるので、ずらして停車させることに。
ところで扉の内側はステップになっているから、大きな隙間ができてしまうのでは?
そこで運転席後ろの扉には、ステップ部分の空間を埋めるための板が設置されています。
さらに折り畳んである部分を広げると、ホームへのスロープにもなる。
大掛かりのような気もするけど、これでもまだ簡単な方。
カルトレインはもっとゴツイスロープが用意されています。
電車の外観から察しがつくように、乗客は扉の内側にあるステップを上って乗っていく。
それだと車椅子は?
そこで停留所に設置してあるのが写真左側の小さなお立ち台。
扉1つ分だけのプラットホームがあり、一般のホームとはスロープでつながっている。
運転士はこの部分に扉を合わせて停車させるのだ。
ちなみにこのお立ち台の利用客がいないときは返って邪魔になるので、ずらして停車させることに。
ところで扉の内側はステップになっているから、大きな隙間ができてしまうのでは?
そこで運転席後ろの扉には、ステップ部分の空間を埋めるための板が設置されています。
さらに折り畳んである部分を広げると、ホームへのスロープにもなる。
大掛かりのような気もするけど、これでもまだ簡単な方。
カルトレインはもっとゴツイスロープが用意されています。
カリフォルニア州の州都サクラメントにあるサクラメント・ライトレールSacramento RT Light Rail。
1987年(昭和62年)に開通し、現在は2系統60.2kmの路線がある。
都心部は併用軌道を走る路面電車で、郊外は専用軌道を走る鉄道だ。
その系統のうちの1つ、Gold lineはSacramento Valley stationとHistric Folsomを結んでいる。
始発駅のSacramento Valley Stationはアムトラックが発着するSacramento駅の中。
この辺りは併用軌道を走っているので、普通は駅前に発着しそうだけど・・・、
線路は駅舎の内側に入り、アムトラックのホームとは隣同士。
長距離列車と路面電車が仲良く並んでいる。
ちなみに隣に停車中の列車は、シカゴまで2泊3日で走るカリフォルニア・ゼファー号だ。
上の写真の車両は1987年の開業当時に導入されたU2A形。
ドイツ・シーメンス社製の2両連接車で、2編成を連結して運用されている。
現在は2003年(平成15年)から導入された最初の写真の車両(スペイン・CAF社製)が主力になっている。
それとサンノゼから購入した車両が20編成あるはずなんだけど、走っているところは見れずじまい。
CAF社製電車の車内は運転台方向を向いた一方向のクロスシート。
一部にボックスシートがある。
ドア近くの手すりに付いた小さな箱は降車ボタン。
ボタンを押して運転士に降車の意思を伝えるのは当然の機能で、さらに電停に停まったときにはドアを開けるボタンにもなる。
最後にサクラメント・ライトレールの動画をどうぞ。
サンノゼ・ディリドン駅に発着するもう1つの鉄道がサンノゼ・ライトレール(VTA light rail)。
VTAの正式名称はサンタクララバレー交通局(Santa Clara Valley Transportation Authority) という。
サンノゼ市内のライトレールの他に、サンタクララ郡の路線バスも運行している。
サンノゼにライトレールが開通したのは1987年(昭和62年)。
路線が徐々に延びていき、現在は67.9kmにもなっている。
車両は2002年(平成14年)に登場した近畿車輛製の一部低床車を運行中。
開通当初の車両はすでに引退し、一部の車両はサクラメントやソルトレイクシティに売却されたそうだ。
車内はセミクロスシート。
運転台の後ろの台車上だけは床が高くなっている。
そして特徴的なのが中間台車の上のユニット。
その部分は通路の片側が座席、反対側は自転車を置けるようになっているのだ。
最後にサンノゼ・ディリドン駅に発着するMountain View-Winchester lineの電車の動画をどうぞ。
カルトレインに乗ってサンノゼ・ディリドンSan Jose Diridon駅へ。
サンフランシスコから来るカルトレインの多くは当駅までで、サンノゼで一番のターミナル駅である。
このサンノゼ・ディリドン駅に発着する列車にアルタモント通勤急行Altamont Commuter Expressがある。
サンノゼからストックトンまで138.4kmを2時間10分で結んでいる。
列車はカルトレインと同じくディーゼル機関車が2階建て客車を牽引する。
こちらの2階建て客車は台車間が低くなっているので、カルトレインとは違って完全な2階建て。
列車は1日3往復、ちょうど出発するところに出会えたので乗ってみたかったけど、乗ったら帰ってこれない・・・。
3往復の内訳は、朝はサンノゼ行き3本、夕方がストックトン行き3本。
完全にそれぞれ片道ずつの運転で、地元の通勤通学客以外は乗れないようなダイヤになっている。
それでは貴重(?)なアルタモント通勤急行の動画をどうぞ。
ガイドブックにはバートと共に空港連絡鉄道として掲載されているカルトレインCaltrain。
日中や休日だと1時間に1本しか列車がないからちょっと使いにくい。
ディーゼル機関車が2階建て客車を牽引するアメリカらしい鉄道を空港を降りてすぐに体験できるのは楽しいけど。
カルトレインはサンフランシスコとサンノゼを結ぶ非電化複線の通勤鉄道。
かつてアメリカ大陸に路線を張り巡らせ、現在は消滅したサザンパシフィック鉄道の線路を走っている。
ステンレス製2階建て客車が主力で使われ、サンノゼ寄りに機関車を連結し、サンフランシスコ行きは客車を先頭に運転する。
車体中央にある扉から乗車すると、通路の両脇に2階への階段がある。
デッキの両側に同じような階段があるので、全部で4箇所の階段があるということに。
その階段は非常に狭く急なので、1階席から先に席が埋り、2階席はあまり人気がないようだ。
この2階建て客車の車内の特徴は、座席の上だけ2階建てになっていること。
高さが確保できなかったため、通路部分の上は2階建てになっていない。
座る部分は高さがあまり必要ないので2階建てにしているのだ。
2階から1階を見ると、真ん中に1mほどの空間ができている。
座席は窓際に1列に並び、その横に狭い通路があるだけ。
少しでも多く座席を作りたいという、アメリカらしい考えから生まれた客車なのだろう。
最後に巨大な通勤列車が到着する様子の動画をご覧ください。
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