世界中の鉄道の、地味~なところを中心に。
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テルミニ駅から今度は地下鉄に乗ってみよう。
まずは1980年(昭和55年)に開通したLine Aから。
1959年(昭和34年)に計画が作成されたが、トンネルを掘ると遺跡が出てきてしまい、完成に時間がかかってしまったそうだ。
開業当初から使用されていた車両は引退してしまったようで、現在は2005年(平成17年)から導入されたMA300系が走る。
以前走っていた車両はかなり汚い電車で、地上を走る区間でも落書きと汚れで窓の外が見えなかった。
それが約10年ぶりに乗ったLine Aの電車は見違えるようにキレイになっていてビックリ。
でも、乗務員室横の茶色い汚れがかつての汚い電車の片鱗を感じる・・・。
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さてそれではRoma-Giardinetti線の電車に乗ってみよう。
だけどせっかく乗るなら昨日紹介した連接車じゃなくて旧型電車がいいでしょう。
小型車を3両連結したかわいらしいこの電車、実は御年84歳というとても古い車両。
1926年(昭和元年)に製造され、幾度とリニューアルを受けてきたようだ。
その車内も最近リニューアルをしたようで、とても旧型電車には見えない。
座席は左右で向きを逆にしたプラスチック製のクロスシート(正確にはベンチ)が並んでいた。
黄色がアクセントの車内はさすがオシャレの国イタリアと言ったところ。
だけど走り出せばツリカケモーターの重低音が鳴り響く。
ゆっくりとローマの町を走り、そして到着したのが終点Roma Laziali駅。
狭くて低いホームが2本あるだけの、まるで田舎のローカル私鉄のような雰囲気の駅。
旧型電車との組み合わせがこれまた最高に魅力的です。
こんな駅がローマの中心部にあるなんて!
Roma Laziali駅の入口には改札口もなく、本当にローカル私鉄の無人駅といった感じ。
しかし駅の立地条件は最高なのです。
左側の落書きされた茶色の壁、実はイタリア国鉄におけるローマの中心駅Roma Terminiテルミニ駅。
正面口からはちょっと遠いけど、レオナルド・エクスプレスの発着ホームからはすぐ隣。
日本で言えば東京駅のすぐ脇から近鉄内部線(近鉄四日市駅から出る軽便鉄道)が出ているようなもの。
しかしこの味のある路線も消え行く運命。
平行して建設される地下鉄Line Cが開通すると、Roma-Giardinetti線は廃止されてしまうのです。
だけどせっかく乗るなら昨日紹介した連接車じゃなくて旧型電車がいいでしょう。
小型車を3両連結したかわいらしいこの電車、実は御年84歳というとても古い車両。
1926年(昭和元年)に製造され、幾度とリニューアルを受けてきたようだ。
その車内も最近リニューアルをしたようで、とても旧型電車には見えない。
座席は左右で向きを逆にしたプラスチック製のクロスシート(正確にはベンチ)が並んでいた。
黄色がアクセントの車内はさすがオシャレの国イタリアと言ったところ。
だけど走り出せばツリカケモーターの重低音が鳴り響く。
ゆっくりとローマの町を走り、そして到着したのが終点Roma Laziali駅。
狭くて低いホームが2本あるだけの、まるで田舎のローカル私鉄のような雰囲気の駅。
旧型電車との組み合わせがこれまた最高に魅力的です。
こんな駅がローマの中心部にあるなんて!
Roma Laziali駅の入口には改札口もなく、本当にローカル私鉄の無人駅といった感じ。
しかし駅の立地条件は最高なのです。
左側の落書きされた茶色の壁、実はイタリア国鉄におけるローマの中心駅Roma Terminiテルミニ駅。
正面口からはちょっと遠いけど、レオナルド・エクスプレスの発着ホームからはすぐ隣。
日本で言えば東京駅のすぐ脇から近鉄内部線(近鉄四日市駅から出る軽便鉄道)が出ているようなもの。
しかしこの味のある路線も消え行く運命。
平行して建設される地下鉄Line Cが開通すると、Roma-Giardinetti線は廃止されてしまうのです。
マッジョーレ門の周囲を囲むロータリー状に走る路面電車の線路を串刺しにする複線の線路。
それがRoma-Giardinetti線。
軌間950mmのナローゲージの線路がマッジョーレ門の下と路面電車の線路を貫いている。
元々は137kmもの路線の私鉄だったが、現在は9kmだけの小さな路線になってしまった。
経営もローマ地下鉄が行い、そのローマ地下鉄の親会社はバスや路面電車を経営するATACになる。
さて、そのRoma-Giardinetti線を走るのが路面電車タイプの車両。
昨日紹介した写真の横にちらっと写っていたのが左側の電車。
2両連接車で、1999年(平成11年)に製造された当線では最新の車両だ。
右側の電車は3両連接車で、1989年(平成元年)に製造されたもの。
日中およそ10分間隔でマッジョーレ門の下と路面電車との平面クロスをこれらの電車が通っていく。
その様子を動画に収めたのでご覧ください。
それがRoma-Giardinetti線。
軌間950mmのナローゲージの線路がマッジョーレ門の下と路面電車の線路を貫いている。
元々は137kmもの路線の私鉄だったが、現在は9kmだけの小さな路線になってしまった。
経営もローマ地下鉄が行い、そのローマ地下鉄の親会社はバスや路面電車を経営するATACになる。
さて、そのRoma-Giardinetti線を走るのが路面電車タイプの車両。
昨日紹介した写真の横にちらっと写っていたのが左側の電車。
2両連接車で、1999年(平成11年)に製造された当線では最新の車両だ。
右側の電車は3両連接車で、1989年(平成元年)に製造されたもの。
日中およそ10分間隔でマッジョーレ門の下と路面電車との平面クロスをこれらの電車が通っていく。
その様子を動画に収めたのでご覧ください。
テルミニ駅から路面電車に乗って向かったのはマッジョーレ門。
マッジョーレ門は古代ローマ時代に建造されたとても古い門だ。
この古い門の囲むように路面電車の線路がロータリー状に敷かれ、ターミナルのようになっている。
事実、このマッジョーレ門がローマで一番路面電車の系統が集まる場所。
しかし、以前は3・5・14・19系統と4つの系統がが来ていたのが、最近3系統がバスに置き換わってしまったらしい。
どうもローマの路面電車は縮小気味。
マッジョーレ門の城壁をバックに停車していたのは19系統の9100形。
超低床式の新しい電車だ。
この他にもローマには丸い顔を持った9200形と、一部低床式の9000形が走っている。
そして昨日紹介した7000形と違い、9100形は両運転台タイプ。
ローマの路面電車は終点がループ線になっているので、後ろの運転台は使わないはずなんだけど。
そしてこのマッジョーレ門には路面電車以外の線路がもう1本通っている。
9100形の前にある平面クロスの線路を通過するこの電車、次回に紹介します。
マッジョーレ門は古代ローマ時代に建造されたとても古い門だ。
この古い門の囲むように路面電車の線路がロータリー状に敷かれ、ターミナルのようになっている。
事実、このマッジョーレ門がローマで一番路面電車の系統が集まる場所。
しかし、以前は3・5・14・19系統と4つの系統がが来ていたのが、最近3系統がバスに置き換わってしまったらしい。
どうもローマの路面電車は縮小気味。
マッジョーレ門の城壁をバックに停車していたのは19系統の9100形。
超低床式の新しい電車だ。
この他にもローマには丸い顔を持った9200形と、一部低床式の9000形が走っている。
そして昨日紹介した7000形と違い、9100形は両運転台タイプ。
ローマの路面電車は終点がループ線になっているので、後ろの運転台は使わないはずなんだけど。
そしてこのマッジョーレ門には路面電車以外の線路がもう1本通っている。
9100形の前にある平面クロスの線路を通過するこの電車、次回に紹介します。
フィウミチーノ空港からレオナルド・エクスプレスで約30分、ローマにおける鉄道の玄関口テルミニ駅に到着。
ローマと言えばコロッセオやスペイン階段、ヴァチカン市国など観光名所がたくさんあるけど、それより鉄分摂取!
テルミニ駅の正面口を出て左側、路地から駅前に出てきた路面電車で撮影開始。
テルミニ駅前からは5系統と14系統が発着していて、電車の本数は比較的多い。
車両は1948年(昭和23年)から1949年(昭和24年)にかけて製造された2両連接の7000形。
最初の車両は1942年(昭和17年)に登場したそうだけど、翌年にローマへの爆撃で破壊されてしまったらしい。
そんな悲しい歴史を持つ7000形だけど、ローマではまだまだ主力。
正面の方向幕はLED式への改造も受けている。
7000形はヨーロッパの路面電車によくある片運転台式の車両。
後ろ側に運転台はなく、おでこには系統番号の数字が表示されるだけ。
それでは乗車してみよう。
車内には前向きに設置されたベンチが並ぶ。
手すりに付けられた黄色の箱は刻印器で、切符をここに差込んで日付と時刻を刻印する。
正しい乗車券を持っていても、切符に刻印がないと不正乗車になるので要注意!
ローマと言えばコロッセオやスペイン階段、ヴァチカン市国など観光名所がたくさんあるけど、それより鉄分摂取!
テルミニ駅の正面口を出て左側、路地から駅前に出てきた路面電車で撮影開始。
テルミニ駅前からは5系統と14系統が発着していて、電車の本数は比較的多い。
車両は1948年(昭和23年)から1949年(昭和24年)にかけて製造された2両連接の7000形。
最初の車両は1942年(昭和17年)に登場したそうだけど、翌年にローマへの爆撃で破壊されてしまったらしい。
そんな悲しい歴史を持つ7000形だけど、ローマではまだまだ主力。
正面の方向幕はLED式への改造も受けている。
7000形はヨーロッパの路面電車によくある片運転台式の車両。
後ろ側に運転台はなく、おでこには系統番号の数字が表示されるだけ。
それでは乗車してみよう。
車内には前向きに設置されたベンチが並ぶ。
手すりに付けられた黄色の箱は刻印器で、切符をここに差込んで日付と時刻を刻印する。
正しい乗車券を持っていても、切符に刻印がないと不正乗車になるので要注意!
ローマの空の玄関、フィウミチーノ空港。
飛行機を降りてターミナルビルから連絡通路を歩いていき、ローマ市内へ行く列車が出る空港駅へ。
駅は頭端式の高架駅になっていた。
右の赤い車両は空港駅とローマ・テルミニ駅とをノンストップ(約30分)で結ぶレオナルド・エクスプレス。
左の緑色の車両は各駅停車でローマ市内を通り、オルテ駅を結ぶ近郊電車。
近郊電車の路線番号はFR1(他にFR8まである)で、2階建て車両が使用されている。
今回は右のレオナルド・エクスプレスでローマ・テルミニ駅へ。
このレオナルド・エクスプレス、所要時間が短いので電車が使用されているのかと思っていたら客車列車だった。
空港駅寄りの先頭車は片運転台の電気機関車で、客車と塗装が揃えられていることもあって固定編成のよう。
ちなみにローマ寄りの先頭は・・・、
客車に運転台を付け、機関車を付け替えなくても逆方向にそのまま走れるようになっている。
でもそのお顔、機関車と比べてやぼったい。
どうせならお顔も揃えたらいいのに。
それでは乗車してみよう。
車内は横2+2列のボックスシート。
デッキ寄りにはガラス張りの6人用個室が備わる(特別料金不要)。
でもこれ、2等車の設備。
実際のレオナルド・エクスプレスは全車1等車として運転され、片道運賃も14ユーロと高め。
走りも比較的のんびりとしたものだったし、大きな声では言えないけど「ぼったくり・・・」
飛行機を降りてターミナルビルから連絡通路を歩いていき、ローマ市内へ行く列車が出る空港駅へ。
駅は頭端式の高架駅になっていた。
右の赤い車両は空港駅とローマ・テルミニ駅とをノンストップ(約30分)で結ぶレオナルド・エクスプレス。
左の緑色の車両は各駅停車でローマ市内を通り、オルテ駅を結ぶ近郊電車。
近郊電車の路線番号はFR1(他にFR8まである)で、2階建て車両が使用されている。
今回は右のレオナルド・エクスプレスでローマ・テルミニ駅へ。
このレオナルド・エクスプレス、所要時間が短いので電車が使用されているのかと思っていたら客車列車だった。
空港駅寄りの先頭車は片運転台の電気機関車で、客車と塗装が揃えられていることもあって固定編成のよう。
ちなみにローマ寄りの先頭は・・・、
客車に運転台を付け、機関車を付け替えなくても逆方向にそのまま走れるようになっている。
でもそのお顔、機関車と比べてやぼったい。
どうせならお顔も揃えたらいいのに。
それでは乗車してみよう。
車内は横2+2列のボックスシート。
デッキ寄りにはガラス張りの6人用個室が備わる(特別料金不要)。
でもこれ、2等車の設備。
実際のレオナルド・エクスプレスは全車1等車として運転され、片道運賃も14ユーロと高め。
走りも比較的のんびりとしたものだったし、大きな声では言えないけど「ぼったくり・・・」
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