世界中の鉄道の、地味~なところを中心に。
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ジャカルタで活躍する日本の中古電車では古参の部類に入る元・東急8000系。
写真の電車は、大井町線で走っていた8003Fに、東横線の8000系更新車3両を組み込んだ編成。
この編成の側面方向幕が表示しているのは・・・、
日本語の方向幕なんだけど、何かが違うような。
二子玉川園!!
2000年(平成12年)に「園」をはずした二子玉川に改称され、使われなくなった方向幕だ。
2005年(平成17年)まで東急大井町線で使われていたのに、削除されずにそのまま残されていたとは。
そしてこちらは、急行元住吉!
2006年(平成18年)の元住吉駅高架化により、見ることができなくなった方向幕。
なつかしい方向幕をこうして日本から遠く離れたインドネシアで見ることができるとは、思いもよらなかった。
試運転ですが、ご乗車いただけます(笑)
動画はジャカルタ・コタ駅に到着する8000系8003F。
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ジャカルタへ来て、お顔は変わってしまったけれど、車内は千代田線時代とほぼ同じ。
変わったのは窓ガラスにスモークが貼られたのと、優先席のシールが現地のものになったくらい。
それ以外は、外の景色と乗客を気にしなければ、まったく変わらず。
消火器もそのまま継続使用中。
綾瀬検車区の文字がまぶしい!
今までの電車は消火器をはずしてしまうことが多かったのに、これも込みで輸出になった?
運転台は、計器類にインドネシア語のシールを貼り付け。
でもそれ以外、窓ガラスの向こうに金網が見えるほかは原状維持。
黄色のシールで貼られた小田急乗入れ不可の文字だって原状維持。
物理的に二度と小田急線へ乗入れることはできませんが・・・。
ほとんど変わったところは無いように見えるけど、一番変わったのは車内で行われるパフォーマンス。
物売りも歩き回っているし、日本の地下鉄ではありえない光景ですね。
ジャカルタ都心の西側、環状線(西線)からタンゲラン線が分岐するドゥリ駅。
列車が次々と来る中央線と違い、列車本数が1時間に1本程度と格段に少なく、都会の中のローカル線という趣。
駅前を歩いている人もあまりなく、ジャカルタという都会にいることを忘れてしまいそう。
列車本数が少ないドゥリ駅で下車したのは、線路にある市場を見るため。
有名な線路市場であるタイのメークローン駅ほどの雑然とした雰囲気はないけど、商品は線路に置きっ放し。
買い物客も線路を堂々と歩いています。
当然、日本の中古車両を含めた列車が、ここを通過していく。
さて、ドゥリ駅に留置してあったのが中長距離の普通列車で使われる3等客車。
ジャカルタ近郊なら電車利用で済み、中長距離なら特急列車が便利なので、この客車の利用機会はあまり考えられない。
せっかくの機会なので車内の撮影をしてみよう。
ドアは開いているし、地元の人も勝手に乗っているし、大丈夫でしょう。
上の写真は横2+3列の窮屈そうなボックスシート。
下の写真は横2+2列のボックスシートにはなっているけど、プラスチック製のベンチ。
もちろん冷房は無いし、よく見れば、あちこちガタが来ている。
どちらの客車に乗車しても、快適な旅行はムリでしょうね。
と、ここで事件発生!
男2人に囲まれ、サイフを奪われそうに!
スキを見て逃げることができたけど、相手がもし刃物などを持っていたらと思うとゾッとします。
ガイドブックにも記載があるように、ジャカルタはタクシー強盗が起こるような治安に不安がある地。
人が少ない場所に自ら行ったという、油断が事件を招いてしまったことを反省しなければなりません。
(市場のある一角を除けば、人が少ない駅なのです)
強盗にしてみれば、まさにネギを背負ってきたカモ・・・。
ジャカルタで活躍する日本の中古電車はテレビをはじめ色々な媒体で紹介されています。
実際に行った人も多く、これから行ってみたいと思う人もいるでしょう。
しかし、行くからには細心の注意を払ってください。
ジャカルタは日本と違います。
自戒を込めて・・・。
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