世界中の鉄道の、地味~なところを中心に。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
バスの車内からあわてて撮影したので写真がボケボケですが・・・。
2011年(平成23年)4月に開業予定のエルサレム・ライトレールJerusalem Light Rail。
エルサレム市内中心部を走る初の大量輸送機関として建設された。
Air force streetからMount Herzlまで13.8kmを結ぶ1号線がほぼ完成し、試運転が行われていた。
軌間1435mm・直流750V電化の線路に5両連接低床車を2本繋げた10両編成の電車が走る。
連結器の上には通り抜け禁止の札が掛けてあるのがおもしろい。
これは連結器の位置が低いので簡単にまたげてしまい、発車間際に通り抜けようとすると事故の危険があるから。
それよりもっと危険なのがイスラエルで多く発生しているテロ。
エルサレム市内に地下鉄や路面電車などの大量輸送機関が今までなかったのは、テロの危険があったかららしい。
路線バスに比べ、電車だとテロがあったときに犠牲者が格段に多くなってしまう恐れがある。
でも最近は安全になってきたので、初めて市内電車が建設されたとのこと(都市間鉄道は以前より存在する)。
と書いておきながら、滞在中にエルサレムで路線バス爆破テロが発生しました・・・。
PR
かつては日本全国を走っていたキハ58系急行形気動車。
老朽化でその数はどんどん減り、現在の定期運用は高山本線富山~越中八尾だけになってしまった。
使用される車両も国鉄色2両と高岡色2両の合計4両のみ。
このキハ58系の定期運用も今年の3月ダイヤ改正まで。
定期運用からはずれたキハ58はどうなってしまうのだろうか。
しばらくはイベント列車とかで走るかもしれないけど、確実に乗れる列車が無くなってしまうのが寂しい。
車内は近郊改造によってデッキ寄りがロングシートになってしまっている。
それでもボックスシートに座ればかつての雰囲気を味わえるはず。
見上げれば網棚にホンモノの網を使っている車両もあります。
九州新幹線全線開通など、話題の多い今度の3月ダイヤ改正。
その陰でひっそりと消えていく車両がJR北陸本線を走る419系電車だ。
写真のように大きな断面を持つのっぺりとした先頭形状から「食パン」の愛称が付けられた。
419系は、余剰になった寝台電車581・583系を1985年(昭和60年)に近郊型改造したもの。
米原寄りに連結されるクハ419形はクハ581形を改造した車両で、特急型の前面がそのまま残る。
食パンと呼ばれるクモハ419形やクハ418形は中間車を先頭車化改造した車両だ。
寝台電車の大きな断面に切妻型の運転台を付けたので、のっぺりとした前面になってしまった。
車内はセミクロスシート化されたが、クロスシート部には種車のものがそのまま使われている。
座面を引き出せば寝台にもなるボックスシートなので、シートピッチはかなり広い。
そしてボックスシートの上には中段と上段の寝台を収納していたケースが今でも残る。
側窓は種車の固定窓も残るが、一部は換気用に開閉できる2段窓に改造された。
国鉄型特急車両には標準装備だった横長の固定窓を4分割したので、ここも特徴的なアイテムになった。
ちなみに壁に埋め込まれた肘掛けは種車のもの。
増設された扉は種車のものと同じ幅700mmの折戸。
これではラッシュ時に対応することができず、遅れの原因となっていた。
そのため最近のダイヤでは混雑する列車に入れないように運用されている。
1両に2箇所あったトイレは片方が閉鎖され、奥の1箇所のみが使用されている。
トイレの前にある大きく開いたスペースは、かつて洗面台があった場所。
以前は洗面台の上にカバーがされただけだったが、その後きれいに撤去されて現在の形になった。
残されたトイレは大きな改造はされていないようだ
変更点は便座の周りにゴムシートが貼られ、ステッカーが新しくなったくらいだろうか。
最近の鉄道車両のトイレは洋式が標準なので、このような和式便所は消えていってしまう運命なのかも。
最後にデッドセクション通過時に室内灯が消灯して非常灯だけになる419系の車内をご覧ください。
長野電鉄に乗ったあとは、長野駅前から新宿駅行きの高速バスで帰京。
この高速バスを選んだ理由の1つが、横川サービスエリアで休憩すること。
横川と言えば、かつて信越本線の列車に碓氷峠を越えるための電気機関車を連結していた横川駅を思い出す。
この横川サービスエリアには、その横川駅で駅弁を販売している「おぎのや」が出店しているのだ。
さらになんと、「おぎのや」の前にはJR九州で廃車になったキハ58が置かれている!
取り付けられたサボは上野~湯田中を結んでいた急行志賀のもの。
信越本線屋代駅で長野行きと分割し、長野電鉄湯田中駅まで乗入れていた急行列車だ。
急行志賀は1961年(昭和36年)に上野~長野を結ぶ列車として運転開始。
長野電鉄へは1962年(昭和37年)乗入れを始め、途中で169系電車化、1982年(昭和57年)に廃止された。
また、途中66.7‰の碓氷峠を越えるため、横軽対策がされたキハ57形という気動車が投入されている。
保存されているのはキハ58形だけど、車両表記をキハ57 26としているところは流石!
運転席部分はアクリル板で覆われ、中に入ることはできない。
そして良く見ると、実際はもっといろいろあるはずの運転台の機器類が少なくなっている。
車掌台側なんて機器類が何も付いていない状態にされてしまっているし。
客室部分はニセモノです(笑)
運転台部分だけがホンモノの車体で、客室部分は後付けしたもの。
床も運転台より低くなっているので、横から見ると窓の位置や赤の塗り分けとかがおかしい。
でも、座席や網棚などの備品はホンモノだと思う。
天井を見ればホンモノの「JNR」の扇風機やクーラーの吹き出し口まで設置!
ちなみにエアコンは別に動くモノが付いているので、写真の吹き出し口は機能していないかと。
天井まで見る人はそんなにいないと思うけど、なかなか凝ったキハ57であります。
久しぶりに「峠の釜めし」をいただきました(前回食べたのは長野新幹線開通前)。
本当ならキハ57の車内で食べたかったけれど、高速バスの休憩時間は15分ほど。
写真を撮っていたら時間が無くなってしまい、食事はバスの車内で。
4年半前の湯田中駅1番線に停車中の2000系特急長野行き。
2100系スノーモンキーと1000系ゆけむりを紹介したときの1枚目の動画と写真とほぼ同じ位置で撮影している。
現在は1面1線の単純な配線だけど、当時は2番線がまだあった。
そして1番線と2番線の間でホームの途中から分岐している線路が長野方面の本線。
長野方面からの列車は、3両編成だとポイントを行き過ぎて停車すると先頭がホームに収まらない。
そこで先頭はホームを通り過ぎ、スイッチバックしてホームと平行した線路に入ってから停まった。
長野方面に行く列車だと、一旦バックしてから発車していったのだ。
こんなスイッチバックも元・小田急ロマンスカー1000系が入線したことで廃止。
1線化され、終点方の踏切も取り外されてしまった。
1番線ホームはすっかり新しくなったけど、2番線ホームはほぼそのままで残されている(線路はないけど)。
そしてもうすぐ完全引退する、2000系電車。
1957年(昭和32年)から1964年(昭和39年)にかけて3両編成4本が製造された特急用車両だ。
元・東急8500系や元・小田急10000系の入線で2本が廃車され、現在残るのは2本のみ。
それも先日の2100系スノーモンキー運転開始に伴って定期運用がなくなってしまった。
あとはイベント列車として何度か運転され、今年の8月には完全引退するそうだ。
ちょっとレトロな回転クロスシートが並ぶ車内もまもなく見納め。
長野電鉄に在籍するもう1つの特急車両が1000系ゆけむり。
ご存知の通り、元・小田急ロマンスカーHiSE10000系電車だ。
1987年(昭和62年)~1989年(平成元年)にかけて11両編成4本が製造された。
長野電鉄には2005年(平成17年)に2編成が譲渡されて4両編成へと短縮、2006年(平成18年)より運転を開始した。
車内は小田急時代と同じ回転クロスシートで、壁面に折り畳みテーブルが付く。
この時代に製造された特急車両としては珍しく座席はリクライニングしない。
長野電鉄では全席自由席だけど、網棚に付いている座席番号表示もそのまま。
そして特急ゆけむりに乗ったらぜひ押さえたいのが展望席。
ここも自由席なので早いもの勝ちだ。
小田急線ではなかなか取れない一番前の席も、長野電鉄なら・・・。
私も長野で初めて小田急ロマンスカーの展望席一番前に座れました(笑)
それでは現在も小田急線で活躍する10000系HiSEと、長野電鉄湯田中駅に到着する1000系の動画をどうぞ!
そしてやっぱり元・地下鉄日比谷線3500系と並ぶ姿は違和感ありすぎです。
2011年(平成23年)2月26日、長野電鉄で2100系スノーモンキーが営業運転を開始した。
2100系はご存知の通り、特急成田エクスプレスで活躍していた元JR東日本253系電車。
再デビューに際しても、塗装など外観はほとんど成田エクスプレス時代のまま。
ステッカー類が変えられたほか、温泉に入る日本ザルの大きな写真が側面に貼られたのが目立つくらい。
客室内もそのまま。
集団見合い式の座席や蓋付きのハットラックもまったく変わっていない。
スーツケース用の荷物置き場もそのままだった。
ただし、トイレは閉鎖され、洗面所も鏡を残して蓋をされてしまった。
湯田中方に連結された元クロハ253のクハ2100。
普通席はJR時代にグリーン席から格下げ改造を受けていて、この車両だけ回転リクライニングシートが並ぶ。
網棚も蓋が無いタイプだけど、これは全部JRで改造を受けたもの。
運転席後ろにあるグリーン個室もそのまま残る。
長野電鉄では指定席として発売し、個室料金は1000円と比較的リーズナブル。
成田エクスプレスでは手が出なかったグリーン個室も、ここでなら手が出せる!
個室券を買ってみようと思ったけれど、乗った列車では売り切れでした・・・。
次の動画は特急スノーモンキーから車窓を撮ったもの。
驚いたのは自動放送まで成田エクスプレスとほとんど同じ!
チャイムから音声まで、成田エクスプレスのような感じで作ってあります。
JRに残った253系はその姿を大きく変えたけど、長野電鉄は成田エクスプレスのままで生き残っています(笑)
でもやっぱり元・地下鉄日比谷線の3500系と並ぶ姿は違和感がありすぎ。
カテゴリー
最新記事
(01/03)
(12/30)
(04/03)
(03/25)
(03/10)
(03/05)
(12/12)
(09/29)
(09/01)
(07/28)
広告
プロフィール
名前: neκοmαsκ
職業: まだ解雇されていません
趣味: ほっつき歩くこと
アーカイブ
カウンター
ブログパーツ
Visited Countries Map
Create your own visited countries map or check out the JavaScript Charts.
最新コメント
[04/14 きょうたろう]
[05/29 Apahapiz]
[05/20 Atetapai]
[05/18 Aporugim]
[05/10 Azahotsur]
ブログ内検索