世界中の鉄道の、地味~なところを中心に。
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ナポリ地下鉄2号線Piazza Amedeo駅から徒歩数分のところにあるキアイア鋼索線Funicolare di Chiaia。
ここChiaia-Parco Margherita駅からVia Cimarosa駅まで536mをケーブルカーが結んでいる。
開通したのは1889年(明治22年)で、ナポリのケーブルカーでは最古の路線だ。
最初の頃の動力は蒸気だったが、のちに電化されたそうだ。
ビルの谷間にあるこの駅舎も開通当時のものだろうか。
改札口を入るとメルジェリーナ鋼索線と同型で2両編成の車両が待っていた。
ここのケーブルカーで驚いたのが、駅の施設がバリアフリー対応になっていたこと。
車両の右側の茶色い施設はエレベーターで、改札から段差ナシでケーブルカーに乗ることが出来る。
写真には写っていないけど、ホームの横にエスカレーターも上下に2基付いていて、頂上側の車両への乗車も容易だ。
ホーム全体が階段になっているケーブルカーの駅でここまでの施設はめずらしいと思う。
車内はやはり扉1枚ごとに座席が1列設置されていた。
ただ、メルジェリーナ鋼索線と違うのは座席の向きが下向きになっていること。
なぜ向きを変えているのだろう?(深い意味はなさそうだけど)
途中2つの駅に停車して終点のVia Cimarosa駅へ。
ちなみに真ん中の交差地点に駅は設けられておらず、路線のほとんどが地下区間だ。
ここで改めて車両を観察。
メルジェリーナ鋼索線の車両と比べて前面窓が大きく、1両の車体長が長い。
屋根部の青色の塗り分けも異なっていて、統一された車両で運行されている訳ではないことに気付く。
頂上側の駅舎は麓側の駅舎と似ているけど、時計台が付いているところが違う。
こういう風に独立した駅舎があると乗り場がわかり易くていいのだけれど、次のケーブルカーがわかりにくくて・・・。
駅の入口が見つからなくてウロウロしてしまいました。
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