世界中の鉄道の、地味~なところを中心に。
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1997年にJR西日本からタイ国鉄へと海を渡ってきたキハ58系急行形気動車。
数年使われただけで客車代用になり、そしてすぐ全車運用を離れてしまった。
タイに来て15年、今も多くの車両が解体されずに残されている。
2012年現在、バンプルタールアン駅構内に約20両のキハ58系が留置されたまま。
この地では客車化改造が行われるはずだった。
しかし途中で改造工事は中断され、改修場ともども放置されている。
中には無残な姿を晒すキハ58も。
運転台を撤去し、その後ろにあったドアを車端部に移すために穴が開けられた。
そして移設される前に工事が中断・・・。
まだ運転台の外観が変わっていない車両もある。
でも中身の機器類はほとんど撤去され、かなり寂しい状態。
車内の座席やテーブルなどは全て撤去済み。
天井の分散式クーラーは中身が取り外され、カバーだけがぶら下がっている。
天井や壁の一部まで剥がされてしまった。
和式便器が残されたままの車両があった。
ここにあるほとんどの車両がトイレ・洗面所ともに撤去済み。
タイ式のトイレでも設置し直すつもりだったのかもしれない。
窓や前照灯、尾灯、方向幕、タイフォンなどが埋められ、のっぺらぼうになったキハ58。
乗務員室扉があった場所には低床ホームに対応したドアが設置されている。
そしてこの状態で塗装すると・・・、
完成したキハ58系客車。
改造する前、運転台後ろのドアは台車が邪魔でステップの追加ができなかった。
そのため運転台が無い側のドアしか使用できず、使い勝手が良くなかったらしい。
でもこれで片側2箇所のドアが両方とも使えるようになったのに・・・。
JR西日本時代の番号が表示されたキハ58-5501。
ロングシート化されて播但線・姫新線で使われ、廃車後にタイへやってきた。
あとは再デビューするのを待つだけだったのに・・・。
以前も紹介した元JR西日本12系客車の更新車。
タイでイベント用や食堂車に改造された車両が登場していた。
そして今回の12系客車は、エアコン無し3等からエアコン付き2等への格上げ車。
塗色は24系寝台車と似た紫系に、銀色の部分が目立つ。
そして片側の折り戸が埋められ、代わりにデッキ無しの両開きドアが新設された。
車椅子マークが付いているけど、このままではタイの低床ホームで乗り降りできない。
可動式のステップでも出てくるのだろうか。
新設された両開きドアと既設の折り戸の両方に開閉ボタンが付いた。
今まで手動扱いになっていた12系のドアが、久しぶりに自動に復帰!
タイ国鉄の客車で自動ドアが稼動するのは、1等寝台車に次いで2例目?
こんなに改造されたのに、「新潟鉄工所」の銘板はしっかり残っています。
香港と中国本土を結んでいる列車を「城際直通車」という。
一応中国国内の列車だけど、乗車するにはパスポートが必要で、扱いは国際列車に順ずる。
そしてその中でも、香港・紅磡(ホンハム)駅から広州東駅へは多くの列車が運転されている。
上の写真は香港鐵路が所有する「Ktt 九廣通」で、1998年(平成10年)から運行が開始された。
近畿車輛製客車の両端にスイス製Lok2000型電気機関車を連結したプッシュプル編成だ。
上の動画は、同じく紅磡~広州東の直通車で運用される中国側所有の列車。
韶山8型電気機関車が25Z型客車を牽引している。
数年前に乗ったときは「中国らしさ」を感じられた列車だったけど、今は改善されのだろうか?
同じく韶山8型電気機関車が牽引するこの列車は、広州をはるか越えて北京まで行く。
客車は最新型の25T型。
「高包」と呼ばれる、中国では最高級の寝台車を中心に組成された編成だ。
1日おきに北京行きと上海行きが運転されている。
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